埼玉県、猫虐待事件を描いた映像 静かな物語から伝わる悲惨さ
公開: 更新:
窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...
「中身は小学生」といわれたハスキーの1枚 「器用だな」「笑いが止まらん」普段は、シベリアンハスキーらしくワイルドでクールな表情を見せるという、アイリスちゃん。しかし、飼い主(@irislady_husky)さんは、驚きの場所に座る姿を見て…?
2017年8月、埼玉県の税理士が動物愛護法違反の罪で逮捕されました。
容疑者は2016年から2017年にかけて、ワナをしかけるなどして猫を捕獲。むごい方法で複数の猫を虐待し、殺害しました。しかも、その虐待の様子を動画に収めてネット上にアップロードし、公開していたのです。
あまりにも残虐性の高い事件でしたが、動物愛護法違反の罪は罰金刑にしか処せられません。
また、懲役刑が課された場合でも判例では執行猶予が付いたケースが多く、更生の機会が与えられないのです。
実刑を求め、署名が集まる
容疑者は処罰が罰金刑のみであると知った上で、虐待を繰り返していた可能性があります。
今回の事件に胸を痛めた人々は、「容疑者に執行猶予の付かない懲役刑を」と、署名活動を行っています。
罰金刑のみでは再犯の可能性が高く、同じような悲惨な事件が繰り返されてしまうおそれがあるのです。
「この事件を知らない人に」と、事件の概要を描いた映像が公開されました。2016年6月ごろに虐待された猫のエピソードです。
優しいタッチのイラストで構成されていますが、事件の残虐さがありありと描かれています。
容疑者の初公判は、10月中旬ごろの予定です。
それまでに、より多くの署名を集めるべく呼びかけが行われています。
今回の事件に怒りをおぼえる人々の思いは、届くのでしょうか。ずーシャキさんが挙げている、署名の送付先は以下のとおりです。
・大矢誠容疑者に懲役刑を求める会
・猫の郵便 プラットホーム
[文・構成/grape編集部]