「少女の権利を守るために」ビヨンセの曲に合わせ、少女たちが踊る理由
公開: 更新:
快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。
ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。
grape [グレイプ] entertainment
世界の歌姫ビヨンセの名曲『Freedom』。2016年にリリースされた、『自由に生きる信念』を語った曲です。
その『Freedom』を使ったミュージックビデオが公開され、「衝撃を受けた」と話題になっています。
映像の中では、『Freedom』に乗せてさまざまな少女がパワフルに踊ります。そこには、大切なメッセージが込められていました。
少女の権利を考える、10月11日の『国際ガールズ・デー』に合わせて作られたこちらのミュージックビデオ。
映像の中では、世界の少女の現状が語られています。
・女の子が5分に1人、暴力で亡くなっている。
・女の子が5人に1人、幼いうちに結婚させられている。
・人身売買をされる人の71%は、女の子。
・6300万人の女の子が、女性器の切除を受けている。
・1億3000万人の女の子が、学校に通えない。
・女の子はHIVにかかる可能性が、男性の約2倍。
そんな現状に対し「Freedom For Girls(女の子たちに、自由を)」と強く訴えた映像に、「よくいってくれた」「まさしくその通り」と、賛同する声が続出しています!
この映像を公開したビヨンセは、自身のFacebookで「世界中の女の子たちが、日々、自由を得るために闘っています」と語り、女性の権利が守られるようになるために「行動してほしい」と呼びかけています。
日本では、この映像の中で語られた問題の多くは起きていません。しかし、世界のどこかで起きているのは、紛れもない事実。
苦しんでいる少女を1人でも多く救い、人が人として当たり前の権利を主張できる世界を作らなければいけません。
[文・構成/grape編集部]