「この子はきっと長くない」 予想を裏切り強く生きる子犬 健気な姿に涙 By - grape編集部 公開:2018-01-27 更新:2018-03-28 ピットブル動物愛護犬 Share Post LINE はてな コメント 出典:FURRR 911 2017年9月、アメリカで2匹のピットブルの子犬が誕生しました。翌日、飼い主は1匹が母親の乳を飲んでいないことに気が付きます。 そのメスの子犬は生まれつき唇がめくれ上がる『口唇口蓋裂』があり、自力で乳を飲むことができなかったのです。 FURRR 911さんの投稿 2017年10月1日(日) 飼い主はすぐに、障がいを持つ動物たちを保護する団体『SNARR Northeast』に連絡。 子犬を受け入れることを承諾した『SNARR Northeast』は、同じく障がいをもつ猫の保護をしている団体『FURRR 911』にも協力を求め、2つの動物保護団体が力を合わせて子犬を助けることになりました。 重度の障がいをいくつももって生まれた子犬 サーシャと名づけられた子犬の健康状態は非常に深刻な状態でした。 彼女の体には口唇口蓋裂だけでなく、脳内に脳脊髄液が貯まる『水頭症』も起きていたため、脳が通常の3分の1の大きさしかなかったのです。 また、チューブで栄養を補給しているサーシャは嘔吐を繰り返すため副鼻腔の感染を引き起こし、さらに尿路感染症による発作も起こしていたといいます。 サーシャの命の炎は、いつ消えてもおかしくないと思われました。 しかし、彼女を保護した人たちは、決して諦めようとはしませんでした。そして誰より、サーシャ自身が生きることを選んだのです。 "What do you mean you didn't shop using www.smile.amazon.com?" As everyone is scrambling to get their Black Friday…FURRR 911さんの投稿 2017年11月24日(金) 保護団体のスタッフたちによる懸命な世話によって、サーシャの体重は徐々に増えていきます。 そこでスタッフたちは、日に日に成長し、強くなっていく彼女の誕生日を毎月お祝いすることにしました。 生後3か月 FURRR 911さんの投稿 2017年11月28日(火) 生後4か月 Getting ready to blow my candles out.FURRR 911さんの投稿 2017年12月26日(火) 生後5か月 Taking a rest. Celebrations are tiring!FURRR 911さんの投稿 2018年1月23日(火) 2018年1月23日、サーシャは生後5か月の誕生日をお祝いしました。 今日も懸命に生きるサーシャですが、その健康状態からすると、彼女があとどのくらいこの世での生活ができるかは分からないということです。 サーシャは私たちに、決意すること、意志の力、驚くべき心の強さについて教えてくれました。そのお返しとして私たちは彼女に愛情を分かち合っています。 明日何が起こるかは誰にも分かりません。でも私たちは毎日、彼女を私たちの人生に迎えることができた喜びを祝福することはできるのです。 FURRR 911 ーより引用(和訳) 「この子はきっと長くはないだろう」という人たちの予想をくつがえし、今日も懸命に生きるサーシャ。 その驚くべき生命力の源はきっと、「生きたい」と強く願う意志の力と、彼女を愛するたくさんの人たちから注がれる愛情なのでしょう。 残念ながら病気や障がいをもって生まれてくる動物たちの中には、さまざまな事情によって生きる機会を与えられることがないまま、短い生涯を終えてしまう動物もいます。 サーシャがこれからも生きる喜びを存分に味わいながら、毎日を幸せに過ごしていけますようにと願わずにはいられません。 [文・構成/grape編集部] 『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が? レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」 出典 FURRR 911 Share Post LINE はてな コメント
2017年9月、アメリカで2匹のピットブルの子犬が誕生しました。翌日、飼い主は1匹が母親の乳を飲んでいないことに気が付きます。
そのメスの子犬は生まれつき唇がめくれ上がる『口唇口蓋裂』があり、自力で乳を飲むことができなかったのです。
飼い主はすぐに、障がいを持つ動物たちを保護する団体『SNARR Northeast』に連絡。
子犬を受け入れることを承諾した『SNARR Northeast』は、同じく障がいをもつ猫の保護をしている団体『FURRR 911』にも協力を求め、2つの動物保護団体が力を合わせて子犬を助けることになりました。
重度の障がいをいくつももって生まれた子犬
サーシャと名づけられた子犬の健康状態は非常に深刻な状態でした。
彼女の体には口唇口蓋裂だけでなく、脳内に脳脊髄液が貯まる『水頭症』も起きていたため、脳が通常の3分の1の大きさしかなかったのです。
また、チューブで栄養を補給しているサーシャは嘔吐を繰り返すため副鼻腔の感染を引き起こし、さらに尿路感染症による発作も起こしていたといいます。
サーシャの命の炎は、いつ消えてもおかしくないと思われました。
しかし、彼女を保護した人たちは、決して諦めようとはしませんでした。そして誰より、サーシャ自身が生きることを選んだのです。
保護団体のスタッフたちによる懸命な世話によって、サーシャの体重は徐々に増えていきます。
そこでスタッフたちは、日に日に成長し、強くなっていく彼女の誕生日を毎月お祝いすることにしました。
生後3か月
生後4か月
生後5か月
2018年1月23日、サーシャは生後5か月の誕生日をお祝いしました。
今日も懸命に生きるサーシャですが、その健康状態からすると、彼女があとどのくらいこの世での生活ができるかは分からないということです。
「この子はきっと長くはないだろう」という人たちの予想をくつがえし、今日も懸命に生きるサーシャ。
その驚くべき生命力の源はきっと、「生きたい」と強く願う意志の力と、彼女を愛するたくさんの人たちから注がれる愛情なのでしょう。
残念ながら病気や障がいをもって生まれてくる動物たちの中には、さまざまな事情によって生きる機会を与えられることがないまま、短い生涯を終えてしまう動物もいます。
サーシャがこれからも生きる喜びを存分に味わいながら、毎日を幸せに過ごしていけますようにと願わずにはいられません。
[文・構成/grape編集部]