クロネコヤマトから『SOS』の電話 小さな命を守った配達員に「涙が出た」「さすがはクロネコ!」
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- 出典
- 保護猫カフェ ねこかつ
ある日、埼玉県で保護活動を行っている保護猫カフェ『ねこかつ』の大宮日進店に、1本の電話が入りました。
電話をかけてきたのは、ヤマト運輸株式会社(通称:クロネコヤマト)の配達員。彼は『ねこかつ』のスタッフに対し、このように伝えます。
「配達の途中で、行き倒れている猫を見つけました。助けてあげられませんか」
話によると、配達員がいつものように仕事を行っていたところ、道路の真ん中で1匹の猫が倒れていたのを目撃したのだとか。
『ねこかつ』の代表である梅田達也さんは、スタッフから連絡を受け、事情を聞くと、速やかに現場へ移動しました。
配達員の電話がつなげた『小さな命』に心打たれる
その後、猫が倒れていた現場に到着した梅田さんは、配達員の行動に驚かされました。
彼は、横たわっていた猫を慎重に道路の端へと移動させ、その上からダンボールを被せて守っていたのです。
「猫の命を守りたい」という想いから、S.O.Sの電話を入れ、自らもそばで猫を守り続けた配達員。
梅田さんはその行動に心打たれ、「ありがとうございます、守っていてくれたんですね」と感謝の言葉を告げたといいます。
配達員の速やかな対応もあり、幸い、猫はまだ息をしていました。しかし、衰弱しているため、速やかな治療が必要な状態です。
梅田さんが、猫を動物病院に連れていくことを伝えると、配達員は動物病院の治療費といった、保護に関する費用の支払いを申し出ました。
配達員の真摯な姿勢に、またもや驚かされた梅田さん。その気持ちだけを受け取り、笑顔で申し出を断ると、急ぎ猫を動物病院への連れて行ったといいます。
配達員の優しさあふれる行動に、心打たれる人が続出
保護された当初はだいぶ衰弱していたものの、猫は少しずつ回復しているといいます。
業務中だったにもかかわらず、弱った猫を保護してくれた、配達員。次の日『ねこかつ』には、配達員から朝一番で猫の安否を心配する電話がかかって来たのだそうです。
今回の出来事について詳細をうかがったところ、梅田さんは猫の命を守った配達員について、このようにコメントをしました。
我々が現場に行くまでの間、通りがかった配達員さんが猫を見守ってくれていたことも嬉しかったですし、病院代などもご自身で支払うつもりだったことにも感動しました。
『ねこかつ』が今回のエピソードを紹介すると、ネットでは救助に関わった人たちを称賛する声が続出。
『クロネコヤマト』の配達員に対し、「あまりの優しさに涙が出た」「さすがはクロネコ!猫の味方だ!」といった声が上がっています。
心優しい配達員と『ねこかつ』のスタッフらに命を救われた、1匹の猫。引き続き治療が必要なため、里親募集はまだ先になる見込みだそうです。
いつか元気を取り戻したあかつきには、素敵な家族と出会うことで、新しい人生ならぬ『猫生』を歩んでいくのでしょう!
[文・構成/grape編集部]