俺が黒人だから? 万引きを疑われた男性 疑いが晴れても店員は謝罪せず
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
よく利用する店に立ち寄った時、たまたまその店で買った商品を身に着けていた、ということは珍しくありません。
アメリカのアイオワ州に住むジェームズさんは、アパレルショップ『オールド・ネイビー』へ買い物に訪れました。数枚のパーカーを購入しようとレジへ持っていくと、店員にこういわれたのです。
「あなたの着ている、そのジャケットも購入されますか?」
その日、ジェームズさんが着ていたのは、クリスマスプレゼントでもらったオールド・ネイビーの青いジャケットでした。
ジェームズさんは店員の言葉が信じられず、思わず笑ってしまったのだそう。しかし店員は続けてこういったのです。
「いつでもどの店舗でも、お客様がオールド・ネイビーの商品を身に着けている場合は、その商品がすでに購入されたものであることを確認するためスキャンをさせていただいております」
購入済みだと説明しても信じてもらえず
ジェームズさんによると、彼はこれまでにも同じ青いジャケットを着てオールド・ネイビーを何度か訪れていましたが、今回のようなことは一度もなかったのだそう。
さらに彼の前で会計をした黒人でない別の客は、ジェームズさんと同じジャケットを着ていたにもかかわらず、何も聞かれていなかったということです。
結局、ジェームズさんは店内の監視カメラを確認するように頼み、そのカメラの映像から彼の疑いは晴れました。
しかし、最後まで店員らからジェームズさんに対して、謝罪の言葉はなかったということです。
『オールド・ネイビー』は男性に謝罪
「黒人に対する固定観念を持つオールド・ネイビーの店員たちは、俺がこのジャケットを盗んだと思ったんだ。とんでもなくばかげた話だよ」
この出来事についてジェームズさんは自身のFacebookに投稿。すると彼の投稿は多くの人たちにシェアされ注目を集めます。
そしてジェームズさんの投稿から数日後、オールドネイビーが正式に謝罪文を公表したのです。
このオールド・ネイビーの投稿には「自分もオールド・ネイビーで同じような体験をした」というコメントがたくさん寄せられています。また、声をあげたジェームズさんへの感謝の言葉や、彼の冷静沈着な対応を称賛する声も多く届いています。
人種差別は、受けた人の心に深い傷を残すものです。ジェームズさんは非常に冷静に対応していますが、きっと心の中では言葉にならないほどの怒りや悔しさなどがあったはずです。
今回の出来事が広く知れ渡ることによって、罪のない人たちが不快な思いをすることがない社会になることを願います。
[文・構成/grape編集部]