「ちょっといい?」 浴衣姿を見て、年配の女性が続けた言葉は
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※写真はイメージ
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- 出典
- @wa_sarabi
祭りや花火大会が多い夏は、浴衣を着ている人たちをよく見かけます。
着る機会が少ない浴衣だからこそ、たまに着ると特別感からワクワクするもの。
さわらび(@wa_sarabi)さんも、ある日、浴衣を着て外出します。すると、1人の女性から声をかけられました。
続く言葉に、拍子抜け
電話中、軽く帯を引っ張られて振り向くと、そこにはひと言いいたそうな雰囲気の女性が…。
「何かいわれるのでは」と、身構えるさわらびさんをよそに、女性はこう尋ねてきました。
「いじってよろしい?」
そして、さわらびさんの承諾を得た女性は、そのまま浴衣の帯の結びや着付けを直し始めたというのです。
後にその女性は、本物の着物の先生だったことが分かり、最後にはさわらびさんに対して、こんな言葉を残してくれたといいます。
「自分で着付けたのね、立派ね」
「これが、着物警察か!」と思いきや?
浴衣や着物など、日常生活で着ている人はほとんどいません。
そのため、帯の結びなどが甘くなってしまいがちです。とはいえ、素人目からは、分からないことがほとんど。
大事なのは「和装を楽しむ」という気持ちです!
しかし、「上手に着こなせないなら着るな」「みっともない」といった考えを持つ人もいるそうです。
そうした人たちは、ネット上で『着物警察』と呼ばれ、和装離れの原因の1つといわれています。
さわらびさんも、女性から声をかけられた瞬間は「これが、ウワサの着物警察か!?」と不安に感じたそうです。
しかし、その女性はとてもいい人で、「ちゃんと許可を得てから着付直してくれたし、普通に仲よくなった」と、当時の出来事を振り返るさわらびさん。
日本の文化の1つである着物や浴衣は、後世に長く繋いでいきたいもの。
そして、着付けかただけでなく、さわらびさんが経験したような、着物や浴衣を着ていたからこそ知れた『嬉しさ』や『優しさ』も繋いでいきたいものですね。
[文・構成/grape編集部]