『紐2本』で浴衣を着るには… 簡単な着付け解説に反響 By - grape編集部 公開:2025-07-04 更新:2025-07-04 動画夏浴衣 Share Post LINE はてな コメント 7月を迎えると、祭りや花火大会といったイベントが各地で開催され始めます。 街中で浴衣を見かける機会も増えて、「今年こそは着てみたい!」という人もいるかもしれません。 着付け教室『キモノるりいろ』で、着付けを教えている松本智衣(luri_iro_kimono)さんが、Instagramにて、簡単な浴衣の着方を紹介。 『紐2本!シンプルな浴衣の着方』として投稿された動画が、「分かりやすい」と注目を集めました。 シンプルながら、着崩れないコツも紹介したという動画が、こちらです! ※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る 着付け教室キモノるりいろ 関西/神戸/西宮 松本智衣(@luri_iro_kimono)がシェアした投稿 浴衣のシンプルな着方に反響 準備する物は、肌着、浴衣と帯、そして2本の紐だけです。 浴衣を着る前に、必ず肌着を着用しましょう。専用の肌着がない場合は、タンクトップとステテコで代用可能です。 下着が透けるトラブルを防ぎ、汗を吸ってくれるため歩きやすくなりますよ。 細身の人は、ウエストなどにタオルを巻いておくと、帯が巻きやすいです。 準備が整ったら、浴衣を羽織りましょう! まずは首の後ろに隙間を作っていきます。襟の高さをそろえてから、両手を後ろに回して、左右の肩甲骨の下辺りを摘んで引き、好みの広さにしてください。 次に、浴衣の裾を持ち上げていきます。 左右の襟を重ねて片手で持ち、もう片方の手で背中の布を摘んで、一緒に引き上げましょう。 裾の高さは、くるぶしが見える程度にすると、大人っぽく見えますよ。 襟を持つ手を前方向に引くと、背中側の布が体にぴったりと沿い、裾が上がった状態のまま固定できます。 左右の手で、それぞれの襟を手に取ったら、まずは左手で体が隠れる位置を測ります。 一度左手を開き、右手に変えます。 同じように体にそわせてから、最後にぎゅっと持ち上げましょう。 左手を上から重ねたら、ウエスト周りの布のもたつきを、なで上げるようにして取っておきます。 ここで、ついに紐の登場です! 骨盤のギリギリ上に当てて、紐の両端を後ろに回します。 紐は、交差する背中側でしっかりと締めて、右前で結んで固定。 紐に挟まった布がないかを確認したら、脇の隙間から浴衣と肌着の間に手を入れて、布の折り返し部分(以下、おはしょり)を押し下げます。 浴衣の中で動かす手は、このような形です。 次に、襟を整えていきましょう。ノドのくぼみを隠すような角度で合わせていくと、きれいにきまりますよ。 襟の高さを決め、脇の隙間から手を入れて、内側の襟を引きます。 同じ角度で、外側の襟も引いてから、崩れないように右手で押さえておきましょう。 左手をおはしょりに入れて、右から左に向かって、布のもたつきを取ります。 せっかく合わせた襟が崩れないように、2本目の紐をウエストの高さで締めていきます。 この紐は、締めすぎると苦しくなるので、注意してください。 紐を締めると、背中側にシワができるので、背中の中心や肩甲骨の下の布を引いて丁寧に整えます。 一般的に浴衣の着付けに必要な小物は、着崩れを防止するアイテムを含め5点。しかし、松本さんが紹介するシンプルな着付けでも、十分きれいに着れますよ。 残るは帯を結ぶだけです! 次のページシンプルな帯の結び方も紹介! 1 2 日差しにさらされた室外機 ダイキンが教える日除け方法に「なるほど!」「そうなんだ」調メーカーであるダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)に、室外機の『理想的な環境』について話を聞きました! キュウリでもチーズでもない! ちくわの穴に詰めたのは…?本記事ではちくわとアボカドを使った背徳レシピを紹介しています。 出典 luri_iro_kimono Share Post LINE はてな コメント
7月を迎えると、祭りや花火大会といったイベントが各地で開催され始めます。
街中で浴衣を見かける機会も増えて、「今年こそは着てみたい!」という人もいるかもしれません。
着付け教室『キモノるりいろ』で、着付けを教えている松本智衣(luri_iro_kimono)さんが、Instagramにて、簡単な浴衣の着方を紹介。
『紐2本!シンプルな浴衣の着方』として投稿された動画が、「分かりやすい」と注目を集めました。
シンプルながら、着崩れないコツも紹介したという動画が、こちらです!
※動画はInstagram上で再生できます。
浴衣のシンプルな着方に反響
準備する物は、肌着、浴衣と帯、そして2本の紐だけです。
浴衣を着る前に、必ず肌着を着用しましょう。専用の肌着がない場合は、タンクトップとステテコで代用可能です。
下着が透けるトラブルを防ぎ、汗を吸ってくれるため歩きやすくなりますよ。
細身の人は、ウエストなどにタオルを巻いておくと、帯が巻きやすいです。
準備が整ったら、浴衣を羽織りましょう!
まずは首の後ろに隙間を作っていきます。襟の高さをそろえてから、両手を後ろに回して、左右の肩甲骨の下辺りを摘んで引き、好みの広さにしてください。
次に、浴衣の裾を持ち上げていきます。
左右の襟を重ねて片手で持ち、もう片方の手で背中の布を摘んで、一緒に引き上げましょう。
裾の高さは、くるぶしが見える程度にすると、大人っぽく見えますよ。
襟を持つ手を前方向に引くと、背中側の布が体にぴったりと沿い、裾が上がった状態のまま固定できます。
左右の手で、それぞれの襟を手に取ったら、まずは左手で体が隠れる位置を測ります。
一度左手を開き、右手に変えます。
同じように体にそわせてから、最後にぎゅっと持ち上げましょう。
左手を上から重ねたら、ウエスト周りの布のもたつきを、なで上げるようにして取っておきます。
ここで、ついに紐の登場です!
骨盤のギリギリ上に当てて、紐の両端を後ろに回します。
紐は、交差する背中側でしっかりと締めて、右前で結んで固定。
紐に挟まった布がないかを確認したら、脇の隙間から浴衣と肌着の間に手を入れて、布の折り返し部分(以下、おはしょり)を押し下げます。
浴衣の中で動かす手は、このような形です。
次に、襟を整えていきましょう。ノドのくぼみを隠すような角度で合わせていくと、きれいにきまりますよ。
襟の高さを決め、脇の隙間から手を入れて、内側の襟を引きます。
同じ角度で、外側の襟も引いてから、崩れないように右手で押さえておきましょう。
左手をおはしょりに入れて、右から左に向かって、布のもたつきを取ります。
せっかく合わせた襟が崩れないように、2本目の紐をウエストの高さで締めていきます。
この紐は、締めすぎると苦しくなるので、注意してください。
紐を締めると、背中側にシワができるので、背中の中心や肩甲骨の下の布を引いて丁寧に整えます。
一般的に浴衣の着付けに必要な小物は、着崩れを防止するアイテムを含め5点。しかし、松本さんが紹介するシンプルな着付けでも、十分きれいに着れますよ。
残るは帯を結ぶだけです!