紐2本で浴衣が着られる 着付け教室が教えるシンプルな着方 By - grape編集部 公開:2025-07-04 更新:2026-04-20 動画夏浴衣 Share Post LINE はてな コメント 7月を迎えると、祭りや花火大会といったイベントが各地で開催され始めます。 街中で浴衣を見かける機会も増えて、「今年こそは着てみたい!」という人もいるかもしれません。 着付け教室『キモノるりいろ』で、着付けを教えている松本智衣(luri_iro_kimono)さんが、Instagramにて、簡単な浴衣の着方を紹介。 『紐2本!シンプルな浴衣の着方』として投稿された動画が、「分かりやすい」と注目を集めました。 シンプルながら、着崩れないコツも紹介したという動画が、こちらです! ※動画はInstagram上で再生できます。 浴衣のシンプルな着方に反響 準備する物は、肌着、浴衣と帯、そして2本の紐だけです。 浴衣を着る前に、必ず肌着を着用しましょう。専用の肌着がない場合は、タンクトップとステテコで代用可能です。 下着が透けるトラブルを防ぎ、汗を吸ってくれるため歩きやすくなりますよ。 細身の人は、ウエストなどにタオルを巻いておくと、帯が巻きやすいです。 逆に言えば、体型によって必要な下準備が変わるため、初めて着る場合は余裕を持って準備を進めておくとよいでしょう。 衣紋(えもん)を抜いて首元をきれいに見せる 準備が整ったら、浴衣を羽織りましょう! まずは首の後ろに隙間を作っていきます。襟の高さをそろえてから、両手を後ろに回して、左右の肩甲骨の下辺りを摘んで引き、好みの広さにしてください。 この「首の後ろに隙間を作る」動作は、着物用語で「衣紋(えもん)を抜く」と呼ばれます。首元がすっきりと見えるうえ、後ろ姿の印象も変わります。 裾の高さが全体の印象を左右する 次に、浴衣の裾を持ち上げていきます。 左右の襟を重ねて片手で持ち、もう片方の手で背中の布を摘んで、一緒に引き上げましょう。 裾の高さは、くるぶしが見える程度にすると、大人っぽく見えますよ。 裾が長すぎると歩くときに踏んでしまうリスクがあり、短すぎると子どもっぽい印象になることもあります。くるぶしを目安にすると、見た目と動きやすさのバランスが取れるようです。 襟を持つ手を前方向に引くと、背中側の布が体にぴったりと沿い、裾が上がった状態のまま固定できます。 左右の手で、それぞれの襟を手に取ったら、まずは左手で体が隠れる位置を測ります。 一度左手を開き、右手に変えます。 同じように体にそわせてから、最後にぎゅっと持ち上げましょう。 左手を上から重ねたら、ウエスト周りの布のもたつきを、なで上げるようにして取っておきます。 1本目の紐で腰回りをしっかり固定する ここで、ついに紐の登場です! 骨盤のギリギリ上に当てて、紐の両端を後ろに回します。 紐は、交差する背中側でしっかりと締めて、右前で結んで固定。 紐に挟まった布がないかを確認したら、脇の隙間から浴衣と肌着の間に手を入れて、布の折り返し部分(以下、おはしょり)を押し下げます。 おはしょりとは、丈を調整するために腰の位置で折り返した布のことです。ここを丁寧に整えると、着付けの仕上がりがきれいになります。 浴衣の中で動かす手は、このような形です。 次に、襟を整えていきましょう。ノドのくぼみを隠すような角度で合わせていくと、きれいにきまりますよ。 襟の高さを決め、脇の隙間から手を入れて、内側の襟を引きます。 同じ角度で、外側の襟も引いてから、崩れないように右手で押さえておきましょう。 左手をおはしょりに入れて、右から左に向かって、布のもたつきを取ります。 2本目の紐でウエストを固定するときの注意点 せっかく合わせた襟が崩れないように、2本目の紐をウエストの高さで締めていきます。 この紐は、締めすぎると苦しくなるので、注意してください。 特に花火大会など長時間外出する場合は、締め加減が快適さに直結します。余裕を残しながら固定するのがおすすめです。 紐を締めると、背中側にシワができるので、背中の中心や肩甲骨の下の布を引いて丁寧に整えます。 一般的に浴衣の着付けに必要な小物は、着崩れを防止するアイテムを含め5点。しかし、松本さんが紹介するシンプルな着付けでも、十分きれいに着れますよ。 残るは帯を結ぶだけです! 次のページシンプルな帯の結び方も紹介! 1 2 「その発想はなかった」「タメになる」 浴衣を快適に楽しむ方法に反響着付け講師の上野忍(shinobukimono)さんは、TikTokで簡単な着崩れの直し方を紹介。 意識する4つのポイントを、分かりやすく解説しました。 真夏の腕の暑さ対策に『腕貫』が想像より快適だった左近大夫★浜次郎(@sakone_shogen)さんが準備した、『暑さ対策アイテム』に注目が集まりました。 出典 luri_iro_kimono Share Post LINE はてな コメント
7月を迎えると、祭りや花火大会といったイベントが各地で開催され始めます。
街中で浴衣を見かける機会も増えて、「今年こそは着てみたい!」という人もいるかもしれません。
着付け教室『キモノるりいろ』で、着付けを教えている松本智衣(luri_iro_kimono)さんが、Instagramにて、簡単な浴衣の着方を紹介。
『紐2本!シンプルな浴衣の着方』として投稿された動画が、「分かりやすい」と注目を集めました。
シンプルながら、着崩れないコツも紹介したという動画が、こちらです!
※動画はInstagram上で再生できます。
浴衣のシンプルな着方に反響
準備する物は、肌着、浴衣と帯、そして2本の紐だけです。
浴衣を着る前に、必ず肌着を着用しましょう。専用の肌着がない場合は、タンクトップとステテコで代用可能です。
下着が透けるトラブルを防ぎ、汗を吸ってくれるため歩きやすくなりますよ。
細身の人は、ウエストなどにタオルを巻いておくと、帯が巻きやすいです。
逆に言えば、体型によって必要な下準備が変わるため、初めて着る場合は余裕を持って準備を進めておくとよいでしょう。
衣紋(えもん)を抜いて首元をきれいに見せる
準備が整ったら、浴衣を羽織りましょう!
まずは首の後ろに隙間を作っていきます。襟の高さをそろえてから、両手を後ろに回して、左右の肩甲骨の下辺りを摘んで引き、好みの広さにしてください。
この「首の後ろに隙間を作る」動作は、着物用語で「衣紋(えもん)を抜く」と呼ばれます。首元がすっきりと見えるうえ、後ろ姿の印象も変わります。
裾の高さが全体の印象を左右する
次に、浴衣の裾を持ち上げていきます。
左右の襟を重ねて片手で持ち、もう片方の手で背中の布を摘んで、一緒に引き上げましょう。
裾の高さは、くるぶしが見える程度にすると、大人っぽく見えますよ。
裾が長すぎると歩くときに踏んでしまうリスクがあり、短すぎると子どもっぽい印象になることもあります。くるぶしを目安にすると、見た目と動きやすさのバランスが取れるようです。
襟を持つ手を前方向に引くと、背中側の布が体にぴったりと沿い、裾が上がった状態のまま固定できます。
左右の手で、それぞれの襟を手に取ったら、まずは左手で体が隠れる位置を測ります。
一度左手を開き、右手に変えます。
同じように体にそわせてから、最後にぎゅっと持ち上げましょう。
左手を上から重ねたら、ウエスト周りの布のもたつきを、なで上げるようにして取っておきます。
1本目の紐で腰回りをしっかり固定する
ここで、ついに紐の登場です!
骨盤のギリギリ上に当てて、紐の両端を後ろに回します。
紐は、交差する背中側でしっかりと締めて、右前で結んで固定。
紐に挟まった布がないかを確認したら、脇の隙間から浴衣と肌着の間に手を入れて、布の折り返し部分(以下、おはしょり)を押し下げます。
おはしょりとは、丈を調整するために腰の位置で折り返した布のことです。ここを丁寧に整えると、着付けの仕上がりがきれいになります。
浴衣の中で動かす手は、このような形です。
次に、襟を整えていきましょう。ノドのくぼみを隠すような角度で合わせていくと、きれいにきまりますよ。
襟の高さを決め、脇の隙間から手を入れて、内側の襟を引きます。
同じ角度で、外側の襟も引いてから、崩れないように右手で押さえておきましょう。
左手をおはしょりに入れて、右から左に向かって、布のもたつきを取ります。
2本目の紐でウエストを固定するときの注意点
せっかく合わせた襟が崩れないように、2本目の紐をウエストの高さで締めていきます。
この紐は、締めすぎると苦しくなるので、注意してください。
特に花火大会など長時間外出する場合は、締め加減が快適さに直結します。余裕を残しながら固定するのがおすすめです。
紐を締めると、背中側にシワができるので、背中の中心や肩甲骨の下の布を引いて丁寧に整えます。
一般的に浴衣の着付けに必要な小物は、着崩れを防止するアイテムを含め5点。しかし、松本さんが紹介するシンプルな着付けでも、十分きれいに着れますよ。
残るは帯を結ぶだけです!