『読書好き』はダメな人? ある夫婦の温かなエピソードに、涙がこぼれる
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漫画家でTwitterユーザーの漢弾地(@dankoromochi)さんが描いたエッセイ漫画『あなたはきっと悪くなかった』が、多くの人の心に刺さりました。
漫画に描かれているのは、漢弾地(かんだんち)さんの妻のこと。
本を読むことが大好きだった妻は、自分の幼いころを否定的に話していました。
『読書好きな子』は、周囲の人たちから「人嫌い」や「根が暗い」といったマイナスなイメージを持たれがちです。しかし、妻のことをよく知っている漢弾地は、別の解釈をしました。
過去に届く言葉
「人付き合いが悪く協調性がない」という周囲からの評価は、ずっと妻の心を傷付けていました。しかし、それが間違っていることに漢弾地さんは気が付いたのです。
「読書好きだった妻は、本と人を区別していなかった」という漢弾地さんの解釈は、妻の心の傷を癒しました。
漢弾地さんの解釈に、ほかの読書好きな人たちからも感謝のコメントが寄せられています。
【ネットの反応】
・この解釈、世の中に知れ渡ってほしい!
・漫画を読んでいて泣きました。
・妻のことをよく理解しているからこそ、たどり着いた解釈ですね。素敵です。
・私も子どものころ、読書好きでつらい目に遭ってきました。でも、漢弾地さんの言葉に救われました。ありがとうございます!
漢弾地さんの妻のように、子どものころに自分を理解してくれる人と出会えず、苦しんだことがある人も多いでしょう。
そんな過去を変えることはできません。でも、「あなたはきっと悪くなかった」という漢弾地さんの言葉には、過去のとらえかたを変える力がありました。
自分や親しい人の過去にも、もしかしたら「きっと悪くなかった」といってあげられるような出来事があるかもしれません。
[文・構成/grape編集部]