タールにくっついて動けなくなった子犬たち 感動の結末
公開: 更新:

※写真はイメージ

置き配指定のはずが、なぜか『不在票』 確認してみると…置き配なのに『不在票』が入っていて?その理由に「配慮をありがとうございます」

公園に放置されていた『開いた状態の傘』 近づくと?「優しい世界」「前世で善行を積んだのか」ある雨の日、京都府京都市で扇子店を営む、大西里枝(@RieOhnishi)さんは、公園で開いた状態で放置された、ビニール傘を発見したそうです。 「忘れ物かな」と思った大西さんは、近くで傘を見ると…。
インドの動物保護団体『アニマル・エイド・アンリミテッド』はある日、通報を受けて向かった場所で悲惨な光景を目にします。
それは、固まったタール(黒く、ねばついた乾留液)の上で動けなくなっている3匹の子犬でした。
子犬の中には体だけでなく、顔までタールにくっついてしまっている子も。動けない恐怖からか、子犬たちは激しく鳴いています。
タールにくっついた子犬たちを救え!
その場でタールから子犬の体をはがすのは無理だと判断したスタッフたちは、固まった部分ごと動かすことに。子犬の体を傷つけないように慎重に作業を進めます。
そしてここからがさらに長い闘いでした。子犬の体に付いたタールを、油を使ってゆっくりと柔らかくしていきます。この作業だけでも2時間もかかりました。
さらにそこから数日間にわたり、子犬たちにオイルマッサージをして体を洗うことを繰り返したということです。
その作業をしながらもスタッフたちは、この出来事がつらいトラウマとなった子犬たちがこの先も生きていけるかどうか心配だったそう。
しかし、その心配は不要でした。自由に動けるようになった子犬たちは、見事に元気を取り戻したのです。
喜ばしいのはそれだけではありません。スタッフたちによる必死の捜索の末、なんと子犬たちの母親が見つかったのです!
もしあのまま何日も誰も助けてもらえなかったら、子犬たちはどうなっていたことでしょう。
根気よく子犬たちを救うために頑張ってくれたスタッフたちに、大きな拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]