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『大家さん』からの特別な手紙に、カラテカ・矢部が号泣

By - grape編集部  公開:  更新:

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2017年10月末に発売し、30万部を超えるベストセラーとなった、お笑い芸人カラテカ・矢部太郎さんの著書『大家さんと僕』。

矢部さんと下宿先の大家さんとの交流を描いた同作は、2018年4月に手塚治虫文化賞の短編賞も受賞しました。

しかし、受賞から約4か月後、矢部さんがTwitterを通して物語の主人公である大家さんが亡くなったことを報告。矢部さんだけでなく、多くの人々が大家さんの死を悲しみました。

そして、2018年10月13日放送のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、大家さんとの思い出を語った矢部さん。

矢部さんが大家さんから受け取った1通の手紙を紹介したところ、その内容に多くの視聴者が涙しました。

頻繁に手紙のやり取りを行っていた矢部さんと大家さん

食事の誘いなど、何気ないことを手紙にしたためては、よく矢部さんに送っていたという大家さん。

その中でも、矢部さんが「これは特別」と語る手紙は、『大家さんと僕』が出版された際に送られたものでした。

素晴らしい本をお書きになって心より嬉しく、矢部さんに長くいてほしくなりましたが、まぁ8年もいらしてくださったのですね。ありがとうございました。3〜4年くらいかと思っていました。

矢部さんがいらしてくださったのでここまで生きてこられたのよ。楽しいこともたくさんいただいて、矢部さんのおかげです。すべて御礼を申し上げるのは、私のほう。

矢部さんは、私の残り少ない人生の誰より大事なかたです。いろいろ教えていただいたり、優しくしていただいて、心から嬉しく御礼申し上げます。

徹子の部屋 ーより引用

「矢部さんは、誰より大事なかた」という一文に、涙をこらえきれなくなった矢部さん。その後も、言葉に詰まりながら最後まで読み終えました。

矢部さんと大家さんは、年齢も過ごしてきた環境もまったく異なります。

それでも、決して切れることのない強い絆で2人が結ばれていたことが、手紙の内容からも伝わってきます。

放送終了後、視聴者から「もらい泣きした」とのコメントが多く寄せられた、大家さんからの手紙。改めて、大家さんのご冥福をお祈りします。


[文・構成/grape編集部]

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出典
徹子の部屋

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