『マナー違反の客』がいる映画館を作品にしたら 「すみませんでした」「説得力が凄い」
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※写真はイメージ

「まさかそのタイミングで」 映画館で、彼女が別れを決意した理由エノミサトさんがたった1枚の絵で表現した『恋人同士の決定的なワンシーン』。シックな色合いで描かれた作品は、多くの人が『価値観の違い』を埋める難しさについて考えるきっかけとなりました。

【ネオン街のキツネ】 『社会問題』を込めた北海道・繁華街での1枚が?「哀愁を感じます」写真家の柳楽航平(@nagi0467)さんは、以前に北海道釧路市の繁華街で撮影したという、お気に入りの写真をXで投稿しました。
アートユニット『現代美術二等兵』のふじわらかつひと(@f2touhey)さんの作品が、ネット上で話題になっています。
ふじわらさんが制作したのは、手のひらサイズの立体作品。次のような「マナー違反の客」がいる映画館のミニチュア作品です。
「スタッフロールが流れ始めると、すぐにスマホをいじるやつ」
スタッフロールとは、本編とは別に流れる「映画製作関係者の名前一覧」のこと。
「本編が終われば映画は終わったもの」ととらえる『スタッフロールを観ない派』の人たちにとっては、退屈な時間なのかもしれません。
まだ暗い中、スマホを取り出す人もいて…。
光って目立っているのが一目りょう然です!
少し誇張されていますが、映画を見ている人が「まだ映画は終わっていないんだから、スマホを見ないで!」というのも、うなずけます。
作品の明かりや撮影場所の照明などを調整して、何枚か作品の撮影をしたふじわらさん。
すると、より自然に現実の風景を再現することができました。
やっぱり、スマホの光が気になる!
作品を見た人たちからは、「こんなに目立つんですね。反省します」「すばらしい作品。ポスターにして、映画館に飾りたいくらい!」「他人の視点になってみて、初めて気付くこともあるんですね。すごいなあ」などの感想が寄せられています。
クスリと笑える作品。それだけで終わらず、この作品を見て自らのマナー違反に気付く人が増えるといいですね。
[文・構成/grape編集部]