entertainment

廃盤CDの高額転売を知った金爆 その後の『決断』に、称賛の声と嘆く声

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

2018年12月5日、ヴィジュアル系バンド『ゴールデンボンバー』のボーカルを担当する、鬼龍院翔さんがブログを更新。

ファンに向けた『お願い』をつづり、その内容に多くの人から反響が上がりました。

ゴールデンボンバー鬼龍院、違法転売された音源を無料公開

鬼龍院さんがブログに投稿したのは、「3つのアルバムの音源を無料公開する」という告知。

公開されるのは、2006年発売の『音楽が僕らを駄目にする』、2007年発売の『The golden J-POPS(初回盤・通常版)』と『恋愛宗教論』、以上3点のアルバムに収録された音源です。

これらのアルバムは当時ライブ会場で限定発売され、現在は廃盤となっています。そのため、ファンの間ではプレミア価値があるとされていました。

そんな『プレミア音源』を公開した理由…それは、違法コピーによるネットオークションでの高額転売でした。

ネットオークション等で僕の昔の音源をコピーして売ったり、もしくはそれをオマケとして付けて落札価格を上げたりするのに使っているのを見て残念な気持ちになっていました。

本物の廃盤音源と言いながらおそらくコピーして作ったものも数多くあると思います。

廃盤音源がずっとこのように使われ、本来そこに使われるべきではない対価がコピーし続ける人へ支払われ続けるのは新しい音楽を売っていく僕等にとって如何なものかと思ったので、やれるべきことは「廃盤音源の価値を無くす」ということでした。

ゴールデンボンバー 鬼龍院翔オフィシャルブログ ーより引用

廃盤になったアルバムは、未入手のファンにとって喉から手が出るほど欲しいコレクターズアイテム。それゆえ、ネットオークションでの高額転売が絶えません。

そこでゴールデンボンバーのメンバーは、廃盤になった音源を無料公開することにしたのです。

事務所に入る前は、市販のCD-Rに音源データを入れていたという鬼龍院さん。公開したのは、手元に残っているCD-Rのデータだといいます。

そして、全国のファンに向かって『お願い』をつづりました。

皆さん、このデータをパソコンに保存・コピーしてください、いつ消すことになるかわからないのでよかったらゴールデンボンバーに少しでも興味がある方は是非とりあえず、とりあえずダウンロードしてください。

このファイルがこの世に出回ることが、廃盤音源の価値を無くす手助けになります。これがあればおうちで全く同じものが作れます。

実際僕が作っていたときはいくつかのケースやCD-Rを使っていたので偽物なんて作りたい放題です、決してもうネットオークションで買わないで下さい。

偽物を買うくらいなら自分で焼いてプリントしてください。

昔の稚拙な音源を公開するのは恥ずかしくて躊躇っていましたが、そうも言っていられないなと思ったのでこの機会に公開させて頂きました。

ゴールデンボンバー 鬼龍院翔オフィシャルブログ ーより引用

「高額で販売されているコピー音源を買わないでほしい」…鬼龍院さんがつづったのは、アーティストとしての素直な気持ちでした。

最後は「まだお持ちでないファンのかたがいましたら、ぜひ聴いてみてください。いまより歌声気持ち悪いよ」と、自虐で笑いを誘うかのようにつづりました。

ゴールデンボンバーの対応に反響

ネットからはゴールデンボンバーのメンバーを称賛すると共に、転売被害を嘆く声も多数上がりました。

貴重なプレミア音源を手に入れることができるのは、ファンにとって嬉しいことです。しかし、公開するに至った経緯は決して喜ばしいものではありません。

【ネットの声】

・こんなにファンに優しく、温かく、かっこいいアーティストを、私はほかに知りません。ゴールデンボンバーのファンでよかったです。

・昔、オークションに手が伸びそうになるのを必死にガマンしていました。当時の私の魂が救われた気がします。

・「なんで無料!?販売すればいいのに、買うよ!」と思いました。欲がない、なさすぎるよ…!

・優しい文面だけど、本当は鬼龍院さん怒ってるんじゃないかな。転売をする人が減りますように。

高額で販売されたグッズを購入しても、アーティスト本人は喜びません。むしろ、深く傷付くことでしょう。

アーティストを本当に応援しているのならば、マナーをしっかりと守って、楽しくファン活動をしたいものです。

公開された音源はこちら

狩野英孝さんの写真

快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。

ファーストサマーウイカさんの写真

ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。

出典
ゴールデンボンバー 鬼龍院翔オフィシャルブログゴールデンボンバー/音楽が僕らを駄目にするゴールデンボンバー/The Golden J-POPS(初回盤)ゴールデンボンバー/The Golden J-POPS(通常盤)ゴールデンボンバー/恋愛宗教論

Share Post LINE はてな コメント

page
top