現代人に突き刺さる! パリコレで発表された服に「飲み会に着て行きたい」
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「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。

家主「洗濯物にセミが飛んできた」 羽を広げていたのは?「ドキッとした」「泣いちゃう」「洗濯物にセミが飛んできた」というコメントを添えて、Xに2枚の写真を公開したのは、@mekireopa2525さん。 ある日、干してある洗濯物に、『セミ』が飛んできたそうです。
2019年1月中旬にパリで開催された、ファッションの祭典『パリファッションウィーク』。さまざまなブランドが参加し、世界的な注目度も高いコレクションです。
発表される服のほとんどは、服としての実用性よりも、芸術性の高いものが目立つ印象。
つまり、極端に派手すぎたりデザインが凝っていたりと、日常生活では着られないような服が多いのです。
2019年春夏コレクションで注目を浴びたコレクション
そんな中、あるブランドのコレクションが注目を浴びています。
「職場の飲み会に着て行きたい」
「一着、欲しい」
ファッション業界からではなく、一般市民からこんな称賛の声が寄せられたのは、『ヴィクター&ロルフ』が発表したコレクション。
理由は、あまりにも直接的すぎる服のメッセージ性にありました。服に縫い付けてある英文にご注目ください。
人見知りなわけではない
人見知りなわけではありません。あなたのことが好きじゃないだけです。
遅刻理由
遅刻してごめんなさい。だって、来たくなかったんです。
これ以上ない、拒否の言葉
ノー。
現代において「空気を読む」という行為は、もはや必須のコミュニケーションスキルの1つ。
しかし、空気を読みすぎるあまり、相手の顔色を伺い、自分のいいたいことの半分は伝えられず、疲れてしまう…なんてことも珍しくありません。
だからこそ、口に出さずとも着るだけで意見を主張できる、『ヴィクター&ロルフ』のコレクションが現代人の胸に刺さったのでしょう。
このデザインを皮肉と取るか、ユーモアと取るかは、受け取り手次第。どちらにせよ、ファッションの新たな可能性に触れられた気がします。
[文・構成/grape編集部]