皮膚病で目が開かなかった保護猫 数か月後、誰もがその美しい姿に驚いた
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アメリカ・フロリダ州で、家族のいない猫の保護活動をしているカルメン・ウェインバーグさん。彼女の元にある男性から「野良猫を保護しています」という電話がありました。
そのオス猫はどこからともなくやってきて、男性が愛猫にあげるつもりで用意した食事を食べ始めたのだそう。「この子はよほどお腹が空いているのだろう」と思った男性はカルメンさんに助けを求めてきたのです。
翌日、カルメンさんは男性から猫を引き取ります。やせ細ったその猫は全身に重度の疥癬(かいせん)という皮膚病を患っており、両目が開けられない状態。さらに脱水症状と貧血も起こしていたということです。
彼女は猫を『コットン』と名付け、毎日献身的に看護しました。すると目が見えていなくても、コットンはカルメンさんにすぐに心を開き始めたのだそう。
疥癬も順調に治っていき、しばらくすると体の毛も再び生えてきました。
ウェブメディア『The Dodo』によるとカルメンさんは、コットンはもともと目が見えない猫だと思っていたのだとか。獣医師も「もし目を開けられたとしても、きっと疥癬によるダメージが残るだろう」と話していたといいます。
ところがコットンはそんな周囲の予想を裏切り、みんなを驚かせることになります。
ある日彼は目を開けました。その目はしっかりと見えていて、右目が青色、左目が薄茶色と、異なる色をしていたのです。
そしてカルメンさんに保護されてから数か月後、すっかり元気になったコットンの姿がこちらです。
真っ白い毛と2色の澄んだ瞳がとても美しいコットン。保護された時と比べるとまるで別の猫のよう!
カルメンさんがFacebookにコットンの写真を投稿すると、彼の美しさから里親希望者が殺到したということです。
しかしその時コットンはすでにカルメンさんにとても懐いていて、一日中どこにいてもくっついてくるほどだったのだとか。
そんな彼を見て「この子はもう十分いろんなことを乗り越えてきた。これ以上大きな変化を体験させたくない」と思った彼女は、自らが里親になることに決めたのです。
保護されるまで、目が見えないコットンはきっと食べ物を見つけることもできず、空腹や体の不調と闘っていたはず。それはとても孤独で恐ろしい体験だったことでしょう。
いままでつらい思いをしたぶん、これからはカルメンさんの愛情をたっぷりと受けて幸せに生きていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]