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アカデミー賞レッドカーペットでの『革新的な服装』に反響 「素敵すぎ」「最高!」

By - grape編集部  公開:  更新:

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現地時間2019年2月24日、アメリカのロサンゼルスで第91回アカデミー賞授賞式が行われました。

アカデミー賞は優れた映画作品や俳優、監督などが受賞される一大イベント。受賞者には金に輝くオスカー像が贈呈されます。

この日、ハリウッドのドルビー・シアターには多くの著名人や報道陣が集まりました。

アカデミー賞レッドカーペットでのビリー・ポーターの服装が話題に

授賞式開始前に毎年注目される、シアター前に敷かれたレッドカーペット。

この日も例年通り、きらびやかなドレスやシックなタキシードを身にまとったセレブや俳優たちが姿を見せました。

そんな中、俳優として活躍するビリー・ポーターの服装に注目が集まっています。

ドレスコードがあるため、レッドカーペットに出席する男性俳優はクラシックなタキシード姿が定番。女性はドレスやパンツスーツと選択肢がある一方、男性はあまりバリエーションがありません。

しかし、ビリー・ポーターはそんな風潮を打ち破るように、シックなガウン(ドレス)を身にまとって登場したのです。

ビリー・ポーターは2013年にブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』でドラァグ・クイーン役を演じ、トニー賞のミュージカル主演男優賞に輝きました。

また、ビリー・ポーターは同性愛者であることを明かしています。

■ドラァグ・クイーン

ドレスやハイヒールなどの衣装をまとい、俗にいう「女性らしさ」を強調したビジュアルでパフォーマンスをする男性。

アメリカのファッション雑誌『VOGUE』の取材に対し、ビリー・ポーターは「私はドラァグ・クイーンではなく、『ドレスを着た男性』です」といいました。

「男性はタキシードを着なくてはならない」という暗黙の了解を破り、自分自身を表現する服装を選んだビリー・ポーター。その姿からは、『男』と『女』というたった2つの性別にとらわれない信念を感じます。

ビリー・ポーターの革新的な服装は日本でも注目され、ネット上から反響が上がっています。

・「キレイ」「カッコいい」という言葉とは違う、また新しい魅力がある!

・好きな服装を堂々と着ただけでなく、見事に着こなしていてカッコいい…。

・素晴らしい。ビリーが私の中のベスト・ドレッサー賞!

・ドレスをつまんで歩いているのがとても素敵だなぁ。品がいい。

ドレスコードを守りつつ新たなファッションに挑戦し、自分自身を演出する姿に、世界中の人が心打たれました。

ビリー・ポーターの行動は、多様性が認められる社会への一歩になったのではないでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

出典
VOGUE

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