『パラサイト』監督の受賞スピーチに「今回で一番の名シーン」の声
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1館の上映から日本アカデミー賞受賞! 「もらい泣き」「テレビの前で叫んだ」2025年3月14日、『第48回日本アカデミー賞(以下、日本アカデミー賞)』の授賞式が開催され、最優秀作品賞に映画『侍タイムスリッパー』が選ばれました。

『ゴジラ-1.0』がアカデミー賞を受賞 山崎貴監督のスピーチに「泣ける」「やりましたね!」日本時間の2024年3月11日、アカデミー賞の各賞の発表がアメリカ、ロサンゼルスで行われ、日本映画『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞しました。
- 出典
- @TheAcademy
「今回のアカデミー賞で、もっとも感動したシーン」
日本時間2020年2月10日に行われた『第92回アカデミー賞』での、ポン・ジュノ監督の受賞スピーチに、そんな称賛の声が寄せられています。
『パラサイト』計4つのオスカーを獲得
韓国映画としてはもちろん、アジア映画としても史上初となる作品賞を受賞した、ポン・ジュノ監督の『パラサイト』。
今回のアカデミー賞の大本命といわれていた『ジョーカー』を抑えての作品賞受賞に、アジア全体が湧きました。
また、『パラサイト』は作品賞のほかに、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞も受賞。感動の声が上がっているのは、監督賞受賞時のポン・ジュノ監督のスピーチです。
スピーチ冒頭で、「国際長編映画賞をいただき、今日の仕事は終わったものだと思っていました」と発言し会場の笑いを誘ったポン・ジュノ監督。
続けて、監督として映画業界に身を置く上で、心に刻んでいる言葉があることを明かしています。
『タクシー・ドライバー』や『グッドフェローズ』などで知られるマーティン・スコセッシ監督は、今回のアカデミー賞でも『アイリッシュマン』で作品賞と監督賞の2部門にノミネートされていました。
憧れの人とともにノミネートされただけでなく、さらに受賞まで果たしたポン・ジュノ監督。スピーチの内容は、まさにマーティン・スコセッシ監督へのあふれんばかりの尊敬の念が詰め込まれていました。
【ネットの声】
・間違いなく、今回のアカデミー賞での名シーンの1つ。
・ポン・ジュノ監督の飾らない人柄が素敵。
・名前を呼ばれた時のマーティン・スコセッシの顔を見た?こっちまでウルっときた。
最後に「今日は朝まで飲み明かしたいと思います」と語り、再び笑いを誘ったポン・ジュノ監督。終始、拍手と笑い声に満ちた印象的なスピーチは、『パラサイト』と同じくらい大勢を魅了したことでしょう。
[文・構成/grape編集部]