「客が来たらどけ!」 清掃員を見下す客 女性スタッフの『ひと言』で顔を真っ赤に
公開: 更新:
ウクライナ人女性が駅でパシャリ! 目を疑う1枚に「ヴィーナス像だ」「シルエットが美しい」日本の文化が好きで、2022年に来日した、ウクライナ出身のアニャ(@neti_jp)さん。 駅で撮影した写真をXに投稿したところ、1万件以上の『いいね』が寄せられました。
サイゼリヤの『貼り紙』に2万人が反響 内容に「すごすぎる」「時給を倍に上げて」メラマンとして多くのコスプレイヤーを撮影する、ゆっくし(@yukkuri0762)さん。有明フロンティアビル店内にある、ファミリーレストランの『サイゼリヤ』の貼り紙を公開し、2万件以上の『いいね』を集めました。
- 出典
- 国立大学卒トイレ清掃員
トイレやオフィスや駅構内など公共の施設には、定期的に清掃が入り、清潔に保たれています。
私たちが普段から快適に施設を利用できるのは、清掃員のおかげでもあるのです。
しかし、世の中には利用客であることを理由に、そこで働く人たちに対して、偉そうに振る舞う人も少なくありません。
清掃員として働く日々をブログにつづっている清掃氏さんは、仕事で駅のコンコースを清掃中に、高齢の男性からこんな声をかけられたといいます。
清掃氏さんによると、清掃中の通路は床が濡れている場合があるため、洗浄剤で足を滑らせて転倒することがないように、避けて通ってもらうこともあるといいます。
しかし、清掃氏さんはことを荒立てないよう「お急ぎのところ申し訳ございません」と伝え、すぐに男性客のためにスペースをあけました。
横暴な男性客に、女性の清掃スタッフが?
すると、清掃氏さんと一緒に清掃作業していた高齢の女性スタッフが、男性客に対して「お客さん、邪魔なのはあんたよ!」といいはじめたというのです。
男性客は女性スタッフの言葉に激怒し、口喧嘩がスタート。清掃氏さんは、2人のいい争う様子をブログで紹介しています。
「相手の立場が自分より下である」など、どうして判断できるのでしょうか。
自分のものさしで相手を判断し、勝手にランク付けをし、そして見下す行為に、疑問を抱かずにはいられません。
男性客の言動を批判した高齢の女性スタッフも、もしかしたら同じ気持ちだったのではないでしょうか。
女性スタッフから学んだこと
男性と女性スッタフの口喧嘩をそばで見守っていた清掃氏さんは、その時の心境を、こうつづります。
トラブルが起こった際、相手の意見をすべて受け入れ穏便に収めることも、場合によっては必要でしょう。
しかし、相手のいいぶんがあまりにも理不尽だったり、大切な何かを傷つけるものだったりした場合は、相手の意見をはねのける勇気も必要です。
「お客様は神様だ」という言葉をとらえ違えた人は、少なくありません。男性客にいい返した女性スタッフのような思いを、働くすべての人が持つべきなのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]