自分の心を守るため忘れていた出来事 不登校の時に号泣した、教師の発言
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女性「一体なんなの…?」 スマホに残る不思議な写真の正体に「吹き出した」漫画家のキュルZ(@kyuryuZ)さんは、実体験をもとに、猫のキュルガと飼い主たちの漫画を描いています。2024年11月1日、Xで公開されたのは、飼い主の妹とキュルガのエピソードです。
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- 出典
- 柴ゆき道中! |
元教師の柴田ゆき野さんが、不登校時代の思い出についてブログで公開。『不登校の子に対する言葉かけ』について考えさせられる漫画をご紹介します。
記憶から消えていた教師の発言
小学生のころ、明確な原因なしに一時期だけ不登校になってしまった柴田さん。そんな柴田さんのことを、母親はさまざまな方面から守ってくれました。
ある日のこと。親子で当時のことを振り返っていると、母親が柴田さんの記憶にないエピソードを語り始め…。
「ゆき野さんは死んでいるかもしれない」と子どもたちの前で発言した教師は、冗談のつもりでいったのかもしれません。
または、「不登校というのは表向きで、本当は亡くなっていたのだとしたらどうしよう」「虐待などの対処もしなければならないのだろうか」というような、教師本人の不安から出た発言だった可能性もあります。
一概には教師を責められないものの、子どもたちの前でする発言でなかったことは確かなこと。不用意な発言は柴田さんの耳まで届き、結果的に彼女を深く傷つけてしまいました。
小学生当時、先行きが見えず柴田さん自身も不安だったはず。例えほかの人にとってはささいな発言であっても、柴田さんにとっては『非常に残酷なひと言』になり得たのです。
柴田さんは、自分のために教師と戦ってくれた母親へ感謝すると共に、ブログで次のようにつづっています。
柴田さんは、忘れることで自分の心を守ることができました。
しかし、人によっては味方がいない状況の中で、嫌な記憶を忘れることすらできない人もいるかもしれません。
大人は「一生に影響することだ」と思いながら、子どもに声かけをしていく必要があるでしょう。
[文・構成/grape編集部]