自分の心を守るため忘れていた出来事 不登校の時に号泣した、教師の発言
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「鬼殺隊って実在したんだ」「本人すぎる」 『鬼狩りの記録』と題した1枚に、ネットがざわつく『鬼滅の刃』に登場する冨岡義勇のコスプレを披露した、ビスケ(@his_ke)さん。 Xに投稿された写真には、約10万件もの『いいね』が寄せられ、多くの『鬼滅ファン』から称賛の声が寄せられました!

友人に「顔と体格が似てる」と言われて… 鬼滅コスプレに「実在していてビックリ」『鬼滅の刃』に登場する、岩柱の悲鳴嶼行冥にふんしたコスプレ姿を披露してたびたび話題を集めているのが、トール(@heavypoint_tony)さん。コスプレの祭典『世界コスプレサミット2025』で撮影した1枚をXで投稿したところ、大きな反響が上がりました!
- 出典
- 柴ゆき道中! |
元教師の柴田ゆき野さんが、不登校時代の思い出についてブログで公開。『不登校の子に対する言葉かけ』について考えさせられる漫画をご紹介します。
記憶から消えていた教師の発言
小学生のころ、明確な原因なしに一時期だけ不登校になってしまった柴田さん。そんな柴田さんのことを、母親はさまざまな方面から守ってくれました。
ある日のこと。親子で当時のことを振り返っていると、母親が柴田さんの記憶にないエピソードを語り始め…。
「ゆき野さんは死んでいるかもしれない」と子どもたちの前で発言した教師は、冗談のつもりでいったのかもしれません。
または、「不登校というのは表向きで、本当は亡くなっていたのだとしたらどうしよう」「虐待などの対処もしなければならないのだろうか」というような、教師本人の不安から出た発言だった可能性もあります。
一概には教師を責められないものの、子どもたちの前でする発言でなかったことは確かなこと。不用意な発言は柴田さんの耳まで届き、結果的に彼女を深く傷つけてしまいました。
小学生当時、先行きが見えず柴田さん自身も不安だったはず。例えほかの人にとってはささいな発言であっても、柴田さんにとっては『非常に残酷なひと言』になり得たのです。
柴田さんは、自分のために教師と戦ってくれた母親へ感謝すると共に、ブログで次のようにつづっています。
柴田さんは、忘れることで自分の心を守ることができました。
しかし、人によっては味方がいない状況の中で、嫌な記憶を忘れることすらできない人もいるかもしれません。
大人は「一生に影響することだ」と思いながら、子どもに声かけをしていく必要があるでしょう。
[文・構成/grape編集部]