9月1日は子どもの自殺が最も多い日 ロンブー田村淳の一言が響く
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提供:産経新聞社

「猫を作ります」 完成した木彫り作品に「いや、天才すぎる」「普通に涙が出た」「完成しました」というコメントを添えて、Xに木彫りの作品を公開したのは、鑄(@CopperAndHammer)さん。 動物をモチーフにした数多くの作品を制作しており、たびたび話題になっていました。

3つ子とともに写るのは… 1枚に「吹いた」「見事なドヤ顔」写真には、三つ子とともに、大切な家族が一緒に写っていました。
内閣府によると、昭和47年~平成25年の42年間で、18歳以下の子どもの自殺者は1万8048人にのぼるそうです。
そして自殺した日を分析してみると、9月1日が131人、9月2日が94人、8月31日が92人と他の月に比べて多いことがわかりました。
なぜ、9月1日前後なのでしょうか。
それは「8月31日に夏休みが終わる」ということに要因がありそうです。
学校に行きたくない子どもたちへ、ロンブー田村淳から
ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが2016年9月1日、こんなツイートを投稿しました。
田村淳さんは、死を選んでしまうほど苦しんでいる子どもたちへ、というふうに前置きをしてこのツイートをしているわけでありません。
この1つのツイートのみで、それ以外のことは語られていません。
ですが、この投稿を見たファンは「こんなふうに言ってくれる大人が、苦しんでいる子どもの近くにいれば」「このツイートで元気になった人がたくさんいるはず!」と共感のコメントを寄せています。
もちろん、学校に行くのは必要なことです。ですが、けして怠け心ではなく、なんらかの自分では解決できない大きな問題があるせいで「学校に行きたくない」と苦しむ子どもたちは少なくありません。
鎌倉市図書館も、2015年にこのようなツイートを投稿しています。
「学校に行くくらいなら死んでしまおう」
そう思うくらいなら、行かなくても良い。行かなくても、他に居場所を探せば良い。
勉強は学校でなくてもできます。心が元気になったときに始めても遅くはありません。学校に行きたくなったら、行きたくなった時に行けばいいのです。
でも、死を選んでしまったら、もうそれ以外の何も選ぶことができないのです…。
苦しむ幼い心に寄り添い、居場所を指示してくれる大人がいるのを、一人でも多くの子どもたちが知ることができますように。