不登校の中学生を助けたのは? ラストに涙が止まらない
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夏休みの終わりが近付くと、学校に行けない子どもたちの話題を耳にする機会が増えます。
『リヒト 光の癒術師』などの作品を描いている、漫画家の明(@rikukamehameha)さんも、学生時代、学校に行かなかった時期があったといいます。
思春期という多感な時期だったこともあり、家庭の事情などから精神的に不安になっていた当時の明さん。
そんな明さんを助けてくれたのは、学校の先生たちでした。
学校へ行きたくないという子どもへの対応に、明確な答えはありません。
しかし、当時の明さんにとって、そばに寄り添い見守り続けてくれた先生たちの存在が、どれほど大きな支えになっていたことでしょう。
「教室に行かない」という選択肢を用意してくれた先生たちの助けもあり、明さんは元気を取り戻し、再び教室に戻れるようになりました。
いま現在、不登校の子どもたちの中にも、当時の明さんのように不安と焦りで押しつぶされそうになっている子どもはいるはずです。
そんな子どもを無理に学校に行かせようとするのではなく、違う道を示してあげることで、子どもは安心感を得られるかもしれません。そして、その安心感が心の回復につながるのでしょう。
「あのころには思いつかなかったほど幸せである。そして、いまもずっと、あの時の先生たちのことが大好きだ」
漫画の中でそう語る明さん。当時、明さんが出会った先生たちからは、本当の意味での『支える』ということを教えてもらえた気がします。
[文・構成/grape編集部]