8月下旬に増える『子供の自殺』 田村淳のつぶやきが、心に刺さる
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夏休みが明け、新学期の始まる9月1日。久しぶりの学校生活が楽しみな子もいれば「行きたくない」と憂うつな気分の子もいるでしょう。
※写真はイメージ
自殺総合対策推進センター(JSSC)は、昭和48年度から平成27年度にかけて、小学校から高校までの通学適齢期の自殺者数について分析。
その結果、中高生は9月1日の自殺者数がもっとも多く、小学生は11月30日の自殺者数がもっとも多いことが明らかになりました。
2018年現在、9月1日に限らず8月下旬から9月初旬にかけて、子どもたちの自殺者数は増えているのだそうです。この現状と、大人たちはどう向き合っていくべきなのでしょうか。
田村淳「死にたくなるほど学校に行きたくないのなら」
現状を受け、お笑いタレントの田村淳さんは、8月29日にツイートを投稿。
さまざまな理由で「夏休み明けに学校へ行きたくない」と思い悩む子どもたちに向けて、次のようなメッセージを送りました。
田村さんは、迷わず行かない選択をすることを子どもたちに勧めます。
そして、「学びの場所を学校だけに限定せず、自分に合った環境をゆっくり見つけたらいい」と訴えました。
田村さんは、これまでにも何年かにわたり、似たようなメッセージを投稿し続けています。
9月1日は子どもの自殺が最も多い日 ロンブー田村淳の一言が響く
田村さんの行動に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。
【ネットの反応】
・ニュースで夏休み明けの子どもの自殺を耳にするたび、心が痛みます。1人でも多くの子どもがSOSを叫べるような社会にしたいです。
・田村さんのように、行かないという選択を肯定してくれる人が、いまの子どもたちには必要だと思います。
・学生のころ、親に「行きたくない」と伝えたら休ませてくれて、映画館や美術館に連れて行ってくれました。いまでも本当に感謝してます。
学校生活を過ごす中で、死を選びたくなるほどつらい思いをしていたとしても、それを大人に訴えることは勇気がいるものです。
子どもによっては、悩みぬいた末にありったけの勇気をふりしぼり、「学校へ行きたくない」と親へ伝える子もいるでしょう。
私たち大人が、一人ひとりに目を配り異変を察知するだけでなく、子どもたちにとって「SOS」を発信しやすい環境を作っていくことが大切ですね。
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[文・構成/grape編集部]