8月下旬に増える『子供の自殺』 田村淳のつぶやきが、心に刺さる
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廃棄される予定の5万個を救った? パンを焼かない『夜のパン屋さん』の活動とは優しく、甘い香りをただよわせる、ベーカリー。ベーカリーには、焼き立てのおいしいパンをすぐに客に食べてもらえるという魅力があります。一方で、売れ残ってしまったら、廃棄せざるを得ないという問題も抱えているとか。そんな問題を解決するために、立ち上がったのが、『夜のパン屋さん』でした。

夏の甲子園で初優勝した沖縄尚学 比嘉監督の言葉に「名将ですな」「一層有名になっていく」夏の『阪神甲子園球場』で行われた、『第107回全国高等学校野球選手権大会(通称:甲子園)』。2025年8月23日に行われた決勝戦では、沖縄県の沖縄尚学高等学校と東京都の日本大学第三高等学校が対戦しました。激闘の末に栄光を勝ち取ったのは、沖縄尚学。3対1で日大三高に勝利し、念願の初優勝を果たしました。
夏休みが明け、新学期の始まる9月1日。久しぶりの学校生活が楽しみな子もいれば「行きたくない」と憂うつな気分の子もいるでしょう。
※写真はイメージ
自殺総合対策推進センター(JSSC)は、昭和48年度から平成27年度にかけて、小学校から高校までの通学適齢期の自殺者数について分析。
その結果、中高生は9月1日の自殺者数がもっとも多く、小学生は11月30日の自殺者数がもっとも多いことが明らかになりました。
2018年現在、9月1日に限らず8月下旬から9月初旬にかけて、子どもたちの自殺者数は増えているのだそうです。この現状と、大人たちはどう向き合っていくべきなのでしょうか。
田村淳「死にたくなるほど学校に行きたくないのなら」
現状を受け、お笑いタレントの田村淳さんは、8月29日にツイートを投稿。
さまざまな理由で「夏休み明けに学校へ行きたくない」と思い悩む子どもたちに向けて、次のようなメッセージを送りました。
田村さんは、迷わず行かない選択をすることを子どもたちに勧めます。
そして、「学びの場所を学校だけに限定せず、自分に合った環境をゆっくり見つけたらいい」と訴えました。
田村さんは、これまでにも何年かにわたり、似たようなメッセージを投稿し続けています。
9月1日は子どもの自殺が最も多い日 ロンブー田村淳の一言が響く
田村さんの行動に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。
【ネットの反応】
・ニュースで夏休み明けの子どもの自殺を耳にするたび、心が痛みます。1人でも多くの子どもがSOSを叫べるような社会にしたいです。
・田村さんのように、行かないという選択を肯定してくれる人が、いまの子どもたちには必要だと思います。
・学生のころ、親に「行きたくない」と伝えたら休ませてくれて、映画館や美術館に連れて行ってくれました。いまでも本当に感謝してます。
学校生活を過ごす中で、死を選びたくなるほどつらい思いをしていたとしても、それを大人に訴えることは勇気がいるものです。
子どもによっては、悩みぬいた末にありったけの勇気をふりしぼり、「学校へ行きたくない」と親へ伝える子もいるでしょう。
私たち大人が、一人ひとりに目を配り異変を察知するだけでなく、子どもたちにとって「SOS」を発信しやすい環境を作っていくことが大切ですね。
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[文・構成/grape編集部]