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『息子が不登校だったころの自分』にかけたい言葉に涙 「泣いた」「自分のことみたい」

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:松居直美オフィシャルブログ

2018年12月23日、タレントの松居直美さんがブログを更新。

「あのころの自分に」というタイトルで、子育てについて悩んでいた、かつての自分を振り返りました。

松居直美、息子が不登校だったころを振り返る

小学4年生のころ、不登校になった息子さん。その2年後、松居さんは「ホームエデュケーションをしよう」と決断したといいます。

『ホームエデュケーション』とは、いわゆる自宅学習のこと。学校には通わず、家庭を中心に各々の子どもに合ったやりかたで成長する方法です。

松居さんはホームエデュケーションの一環として、毎日のように2人で外に出かけるようにしたといいます。

先の事を考える余裕がなかった。、、というより、先の事を考えると不安しかありませんでした。

なので、どうせ考えたって暗い気持ちになるのなら、今に集中しなきゃ!と思いました。

ちょっとでも不安がよぎると、あ、今に集中してないと思うようにしました。

不安に押しつぶされそうになるけど、押しつぶされないようにしました。ご飯を作って、部屋の掃除をして。

ホームエデュケーションと言っても、私は絶対に直樹の先生になってはいけないと思っていたので、お母さん道を極めようと思っていました。イライラする時もありました。

直樹にこうしてもらいたいという気持ちよりも直樹に起きている事で動揺したり不安になったり、悲しくなったり、苦しくなったりするそんな自分を変えたいと思っていました。

どんな時でも冷静に穏やかでいられる人になりたいと毎日毎日思っていました。

松居直美オフィシャルブログ ーより引用

我が子への愛ゆえ、「学校へ行かない」という選択肢は不安を覚えることもあります。ホームエデュケーションをしている内に、松居さんは感情が不安定になることもあったといいます。

「冷静でいよう」「穏やかになりたい」…そう思いながら、毎日不安と戦っていたのです。

「この写真を、あのころの私に見せてあげたい」という言葉と共に、松居さんが投稿した写真。そこには、すっかり成長した現在の息子さんの姿が写っています。

過去を振り返った松居さんは『不安と戦っていた自分』への想いをつづりました。

ブログを読んで下さっている方達の中にはお子さんが不登校の方もいて、私ががんばってきた経験が、ほんの少しだけお役に立ってるよって。そう言ってあげたいです。

あと更年期で少し不安な時もあるけど、バレエを始めてるから呑気に乗り越えてるよっても言ってあげたいです。

筋肉がついてるし、けっこう鍛えてるから体力あるよって。全部、全部、あの頃の自分に、今の自分を教えてあげたいです。

そう考えると私は今、とても幸せなんだと思います。

松居直美オフィシャルブログ ーより引用

松居さんの投稿に対し、不登校の子どもを持つ親や、かつて不登校だった人たちからコメントが寄せられています。

・ホッとして、涙が出ました。まるで未来の自分にいわれているかのようです。

・自分は、不登校だった過去を否定的には思っていません。貴重な経験だったと思います。

・私も、昔の自分に「大丈夫だよ」って伝えてあげたくなりました。

・毎日暗いトンネルの中にいる気持ちですが、いつか子どもの未来に光が射しますように。

「学校に行かない」という選択肢は、親にとっても自分との戦いであることでしょう。子どもに合った方法を模索する日々は、時にとても苦しいものです。

ですが、そうして親子で悩み、向き合っているうちに、新たな道を発見することができるかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

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出典
松居直美オフィシャルブログ

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