夏休み終了で増える自殺 「学校に行かなくて良いっていうのは簡単」に反響
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厚生労働省の調べによると、もっとも生徒の自殺が増える日は夏休み明けの9月1日。そのため、夏休み終盤に多くの芸能人がSNSなどを通じて、自殺を思いとどまるよう子どもたちに呼びかけています。
そんな中、タレントや声優として活躍する『はるかぜちゃん』こと春名風花さんが、公式Twitterに『いじめについて思うこと』を投稿。反響が上がっています。
「学校に行かなくていいんだよ」という言葉が抱える問題
いじめに苦しむ人たちに向けて、「そんなにつらい学校になんて、行かなくていい」というメッセージを発信する人たちがいます。
春風さんは、その言葉に従った場合に生じる不利益について言及。さらに、解決案を投稿しました。
学校によっては「被害者に学校を休ませる」以外の対策も取られているかもしれません。
しかし、一部の学校では、被害者が学校を休まざるを得ない対応を取ってしまっています。
学校で勉強を受ける権利を奪われてしまう点について、春風さんは疑問を呈しました。そして、『被害者は普通に授業を受け、加害者が自宅待機』という対策を提案したのです。
周囲や被害者のみならず、加害者本人のためにもなる方法を考えた結果、たどり着いた答えなのでしょう。
本当の解決に向けて
すると、春風さんの投稿に「そのまま加害者が自宅から出られなくなったら、責任は取れるの?」というコメントが寄せられました。
春風さんは、コメントに対して次のように返答しています。
現在は、いじめられた被害者側が不当に『不登校になるリスク』を背負わされている状態。
本来、自分の問題と向き合い、じっくりと考える必要があるのは加害者側です。
不登校になる可能性はないとはいいきれません。ですが、加害者が変わる手助けを学校や親などが行い、学校生活への復帰まで支えるのが『あるべき形』といえるでしょう。
春風さんの投稿に、さまざまな意見が寄せられました。
・正論です!いつの間にか、加害者が守られる形になっているのは納得がいきません。
・加害者になる子は、環境に問題があることも。自宅待機が加害者の救いになることもあるかもしれませんね。
・私の学校は、いじめたら2回目で強制退学。でも、もっといい対処方法があるならそっちを採用しよう。
いじめを本当の意味で解決するのは困難です。
しかし、時代に合わせてよりよい形を模索していくことは、決して無駄なことではありません。
いじめの被害者と加害者、双方を救うための議論を重ねていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]