いじめ主犯格に『復讐』した被害者 続く展開に、ハッとする
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「ねぇふたりで抜け出さない?」 その後の展開に「オチが鮮やかで笑った」伊東(@ito_44_3)さんがXで公開した、『どっちにしろ』と題した創作漫画に、8万件に迫る『いいね』が寄せられています。描かれたのは、とある男女が、パーティに参加するシーン。女性は「ねぇ2人で抜け出さない?」と、お決まりのセリフで男性を誘いました。しかし1つ、ある大事なことを忘れていたようで…。

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いじめられっ子のたった1つの誇りとは…。
そんな気になるコメントを添えて公開された、漫画家の納豆まぜお(@mazemazemazeo)さんの作品をご紹介します。
いじめられっ子の『復讐』とは
主人公は、学校でいじめにあっている1人の少年。暴力はもちろん、物を隠されるなど、毎日続くいじめに少年は徐々に追い詰められていきます。
夢の中で、いじめの主犯格を殺めた少年。しかし、それが少年の望む『復讐』ではありません。
少年にとっての復讐…それは、生き続けることでした。
どんなに憎くても、やり返した瞬間に、いじめの主犯格と同じ卑劣な人間になってしまうと考えたのでしょう。
「自分は復讐をするような最低な人間ではない」という強い思いこそが、少年にとっての誇りなのかもしれません。
【ネットの声】
・相手より大人になること。それが、いじめられる側にとっての勝利です。
・自分の学生時代と同じでした。そして、私は勝ちました。
・自分もいじめを受けている時「死んだら負け」「手を出したら負け」といい聞かせて生きていました。
寄せられているコメントの中には「やり返すことの何がいけないのか」「心が壊れる前に行動にうつすべき」といったものも。
いじめのつらさや苦しさは、実際にいじめられている人にしか分かりません。
人によっては「生き続ける」ことが、必ずしも正解であり正義であるとはいいきれないでしょう。
しかしそれは逆も然り。やり返したところで得られるものはなんでしょうか。
納豆まぜおさんの漫画は、過去にいじめを受けていた人、そして現在いじめに苦しんでいる人に、1つの『道』を示したはずです。
[文・構成/grape編集部]