学校で喋ることができず、いじめられた少女 母親になって振り返ると?
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猫だと思ってなでていたのは? 混乱する飼い主に「めっちゃ分かる」自身の体験を元に、猫のキュルガと飼い主たちを描いた漫画をXに投稿している、漫画家のキュルZ(@kyuryuZ)さん。猫のキュルガと暮らす、飼い主の日常を漫画に描きました。飼い主は、たびたびキュルガの行動に頭が混乱してしまうようで…。

子持ち女性を呼び止めた、見知らぬ男性 オチに「外で読んじゃダメ」「泣いた」道で突然、男性に呼び止められた子持ち女性。漫画のオチに、多くの人が涙しました。
- 出典
- imagineko
約8年間『場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)』に苦しめられた、今じんこ(imagineko)さん。現在は克服し、2児の母として奮闘しています。
『場面緘黙症』とは、特定の場所や状況などで話すことができなくなる不安障害の1つ。今さんは幼いころ、家では話すことができる一方、外では話すことができませんでした。
幼いころにいじめられて
今さんは年長の時に保育園を転園したのですが、新しい環境は最悪なものでした。保育士たちは「あんた、頭がおかしいわね」が口癖の園長から受けたストレスを、子どもたちに向けていたのです。
諸事情あって親が保育料を滞納していた今さんは、保育士たちから集中攻撃されてしまいました。
長男と同じ5歳の時、今さんが受けた心の傷は相当深いものでした。
『場面緘黙症』は必ずしも原因があるわけではありませんが、今さんの場合は保育園で体験したショックな出来事の数々が引き金となったようです。
小学1年生の時には、さまざまな子をターゲットにしているいじめっ子グループの標的にもなってしまい、つらい経験をしました。
小学校いじめ編
ペンが盗まれた時、M先生は今さんが考えていたよりもまともな対応をしてくれました。
しかし、いじめっ子たちが黙っているはずもなく…。
「『場面緘黙症の子はいじめられるんだ』というイメージを持たれたり、場面緘黙症のお子さんを持つ親御さんに余計な心配をかけたりしたら嫌だな」と思い、いままで今さんが描かなかったエピソード。
しかし、いじめ問題について多くの人に考えてもらうために、この度あえて描いたそうです。
当時を振り返り、今さんは次のように語っています。
自身の経験を通して、一歩引いた目線で子育てをする大切さを知った今さん。
悪いところを指摘できる親子関係を築いていきたいものですね。
[文・構成/grape編集部]