学校で喋ることができず、いじめられた少女 母親になって振り返ると?
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母親「気づいてしまったことがある」 パーカーの紐を引っ張ろうとした赤ちゃんが…「本当にえらい」日々の暮らしの中で、感情任せに怒鳴り散らす人や、店員に対して横柄な態度を取る人を見かけることはありませんか。こうした『少し残念』な行動を取る大人を、反面教師にする人は少なくないでしょう。1児の母親である犬石(@100nichigo_neet)さんも、そんな『大人の残念な行動』に敏感な1人です。

赤ちゃんを連れてとある飲食店のトイレに行くと… 母親が困惑したワケに「これ、本当に焦る」赤ちゃんを連れて外出する際に対応に困るのが、オムツの交換。我が子が急に『おもらし』をした時、「安心して駆け込める場所が近くにあってほしい」と思う親はきっと多いでしょう。漫画家であり1児の母親の、はむら芥(@hamurakai0217)さんがXで公開した、実体験をもとにした4コマ漫画が話題になっています。
- 出典
- imagineko






約8年間『場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)』に苦しめられた、今じんこ(imagineko)さん。現在は克服し、2児の母として奮闘しています。
『場面緘黙症』とは、特定の場所や状況などで話すことができなくなる不安障害の1つ。今さんは幼いころ、家では話すことができる一方、外では話すことができませんでした。
幼いころにいじめられて
今さんは年長の時に保育園を転園したのですが、新しい環境は最悪なものでした。保育士たちは「あんた、頭がおかしいわね」が口癖の園長から受けたストレスを、子どもたちに向けていたのです。
諸事情あって親が保育料を滞納していた今さんは、保育士たちから集中攻撃されてしまいました。
長男と同じ5歳の時、今さんが受けた心の傷は相当深いものでした。
『場面緘黙症』は必ずしも原因があるわけではありませんが、今さんの場合は保育園で体験したショックな出来事の数々が引き金となったようです。
小学1年生の時には、さまざまな子をターゲットにしているいじめっ子グループの標的にもなってしまい、つらい経験をしました。
小学校いじめ編
ペンが盗まれた時、M先生は今さんが考えていたよりもまともな対応をしてくれました。
しかし、いじめっ子たちが黙っているはずもなく…。
「『場面緘黙症の子はいじめられるんだ』というイメージを持たれたり、場面緘黙症のお子さんを持つ親御さんに余計な心配をかけたりしたら嫌だな」と思い、いままで今さんが描かなかったエピソード。
しかし、いじめ問題について多くの人に考えてもらうために、この度あえて描いたそうです。
当時を振り返り、今さんは次のように語っています。
自身の経験を通して、一歩引いた目線で子育てをする大切さを知った今さん。
悪いところを指摘できる親子関係を築いていきたいものですね。
[文・構成/grape編集部]