「なんで人間はミミズを嫌うの?」という小学生 先生の『優しすぎる返答』に称賛の声! By - grape編集部 公開:2019-08-01 更新:2019-08-01 ラジオ小学生 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 1984年から定期的に放送され、人気を誇っているラジオ番組『子ども科学電話相談』(NHKラジオ)。 恐竜や動物、鳥、虫などのさまざまな分野の『先生』が、子どもたちの質問に分かりやすく答える番組です。 番組に寄せられる質問は、可愛らしいものから、本格的なものまでいろいろ。先生と子どものやりとりに、多くのリスナーが癒されています。 「なんで人間はミミズを嫌うの?」 2019年の夏も、『夏休み子ども科学電話相談』が放送開始。 8月1日に放送された、小学生2年生の男の子からの質問はこういったものでした。 「人間は何でミミズを嫌ってるんですか?」 ミミズがにゅるにゅると動く姿が嫌いで、「気持ち悪い」と思ってしまうという、男の子。 出演者から「触ったことはありますか?」と聞かれると、大きな声で「ありません!」と即答しました。どうやら、よほどミミズが苦手のようです。 そんな男の子に回答をしたのは、昆虫科学教育館の館長である久留飛(くるび)克明さん。 久留飛さんはまず、農家の人にとって、ミミズは土を耕してくれる大切な生き物であることを分かりやすく説明しました。 ※写真はイメージ ミミズの役割を知っているからこそ、農家の人たちはミミズを大切にしていると伝えた久留飛さん。 続けて、久留飛さんは男の子に穏やかな口調でこういいました。 「人間にとってどうか」というのも上目線やから好きじゃないけどな、やけど、まあまあいえば、自然の中で生き物同士がどんなつながりを持っているかっていうことをな、知ることがとっても大事やねん。 ミミズ嫌いやから「もうお前なんかいらへんわ」じゃなくって、ミミズがどんな役割をしているかっていうことを知ると、「ミミズここにおってもいいんじゃない?」じゃなくて「ミミズここにおってください!」って思うかもしれんやん。な、そういうことやねん。 だから、まだ2年生やから、これからいっぱい生き物のこととか勉強する中で、いろんな生き物がどんな役割をしているかということをしっかりと知るとな、ちょっと気持ち優しくなんねん。そういうことや。 子ども科学電話相談 ーより引用 久留飛さんは、男の子に「相手を知る、理解をするということが、ちょっと距離が縮まる方法」と優しく説きました。 この言葉は人間とミミズに限らず、人間同士のコミュニケーションにも共通することでしょう。 久留飛さんの説明を受け、男の子は「ミミズがちょっとだけ嫌いじゃないようにはなりました」と返しました。 【ネットの声】 ・「理解し合うことが大事」ってすごく深い言葉だ…。 ・久留飛さんのあまりにも優しい回答に、聴いていて泣きそうになってしまった。 ・無理にミミズを好きにさせようとはしないところも、すごく素敵。 人間も、動物も、すべての命あるものは地球という1つの惑星で共存しています。相手を理解する気持ちを忘れずにいたいですね。 [文・構成/grape編集部] 『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が? レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」 出典 子ども科学電話相談 Share Post LINE はてな コメント
1984年から定期的に放送され、人気を誇っているラジオ番組『子ども科学電話相談』(NHKラジオ)。
恐竜や動物、鳥、虫などのさまざまな分野の『先生』が、子どもたちの質問に分かりやすく答える番組です。
番組に寄せられる質問は、可愛らしいものから、本格的なものまでいろいろ。先生と子どものやりとりに、多くのリスナーが癒されています。
「なんで人間はミミズを嫌うの?」
2019年の夏も、『夏休み子ども科学電話相談』が放送開始。
8月1日に放送された、小学生2年生の男の子からの質問はこういったものでした。
「人間は何でミミズを嫌ってるんですか?」
ミミズがにゅるにゅると動く姿が嫌いで、「気持ち悪い」と思ってしまうという、男の子。
出演者から「触ったことはありますか?」と聞かれると、大きな声で「ありません!」と即答しました。どうやら、よほどミミズが苦手のようです。
そんな男の子に回答をしたのは、昆虫科学教育館の館長である久留飛(くるび)克明さん。
久留飛さんはまず、農家の人にとって、ミミズは土を耕してくれる大切な生き物であることを分かりやすく説明しました。
※写真はイメージ
ミミズの役割を知っているからこそ、農家の人たちはミミズを大切にしていると伝えた久留飛さん。
続けて、久留飛さんは男の子に穏やかな口調でこういいました。
久留飛さんは、男の子に「相手を知る、理解をするということが、ちょっと距離が縮まる方法」と優しく説きました。
この言葉は人間とミミズに限らず、人間同士のコミュニケーションにも共通することでしょう。
久留飛さんの説明を受け、男の子は「ミミズがちょっとだけ嫌いじゃないようにはなりました」と返しました。
【ネットの声】
・「理解し合うことが大事」ってすごく深い言葉だ…。
・久留飛さんのあまりにも優しい回答に、聴いていて泣きそうになってしまった。
・無理にミミズを好きにさせようとはしないところも、すごく素敵。
人間も、動物も、すべての命あるものは地球という1つの惑星で共存しています。相手を理解する気持ちを忘れずにいたいですね。
[文・構成/grape編集部]