病気の高齢犬を「パーフェクト」と呼んだ男性 幸せな写真に14万『いいね』
公開: 更新:
窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...
「中身は小学生」といわれたハスキーの1枚 「器用だな」「笑いが止まらん」普段は、シベリアンハスキーらしくワイルドでクールな表情を見せるという、アイリスちゃん。しかし、飼い主(@irislady_husky)さんは、驚きの場所に座る姿を見て…?
アメリカ・ペンシルベニア州にある動物保護シェルターのFacebookに投稿された写真が多くの人たちを感動させています。
ウェイン・マルさんは新しい家族を迎えようと思い、『ペンシルベニア・SPCA・ダンヴィルセンター』を訪れました。そして彼はシェルターに着くと、すぐにスタッフにこう尋ねたのです。
「家が必要な高齢の犬はいますか?」
それを聞いたスタッフは『ジャック』という13歳の雑種のダックスフントをウェインさんに紹介することにします。ジャックは歯の病気と心雑音、さらに老犬に見られるイボがあり、健康状態は完璧とはいえない犬でした。
ところがウェインさんはジャックに会った瞬間、こういったのです。
「彼はパーフェクトだ。彼を連れて帰ります。どこかいい動物病院を知っていますか?」
しかし犬と人間にも相性があります。初めて出会ったウェインさんにジャックは懐いてくれるのか…心配するも、まったく問題ありませんでした。
ジャックは、書類の作成など手続きが完了するのを待つ間、すでにウェインさんのヒザの上で昼寝をしていたそうです。
まるで何年も一緒に暮らしているようにリラックスしています。
この投稿には14万件を超える『いいね!』がつき、ウェインさんへの称賛と家族ができたジャックへの祝福のコメントが9千件以上寄せられました。
海外メディア『WENP』によると、ジャックは前の飼い主が亡くなったため、2週間前にシェルターに保護されたのだそうです。
今やジャックはウェインさんの行く先々にくっついてくるのだそう。特に車に乗って一緒に出かけるのが大好きだといいます。
シェルタースタッフのクリステンさんいわく、多くの人は子犬や健康な若い犬を引き取りたいと思っているといいます。そのため高齢で病気の犬はどうしても里親が決まりにくいのです。
そして定員が決まっているシェルターの場合、悲しいことに殺処分の対象になってしまうこともあるでしょう。
前の飼い主を亡くしたばかりのジャックはきっとさびしい思いをしていたはずです。ウェインさんという優しい家族ができて本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]