救急車が来るまでの約10分間 倒れた少年を助けようとした女性に、称賛の声
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
演歌歌手の北山みつきさんが、2020年2月2日にブログを更新。
緊張が走った出来事を投稿しました。
店内で倒れてケイレンする少年
ある店を訪れていた北山さん。目の前には、母親と並んでイスに座る15歳くらいの少年の姿がありました。
すると突然、少年がイスから崩れ落ち、頭を床にガンガンと打ち付けるほど激しいケイレンを起こしたのです!
※写真はイメージ
全身を震わす息子を見た母親は、すぐに「救急車を呼んでください!」と叫びました。
少年の急変に気付いた北山さんも、とっさに「誰か病院関係者は居ませんか?」と大声で呼びかけます。しかし、不在なのか誰も立ち上がりません。
医療関係者に処置を任せられない状況だと悟った北山さんは、「救急車の到着まで自分たちでなんとかしなければ」と思ったのでしょう。駆け寄ると、母親に少年の名前や常飲の薬などを尋ねました。
そして「座布団、おしぼり、ビニール袋を持ってきて」と周囲の人に指示した後、ケイレンし続ける少年の名前を呼びながら一生懸命に身体をさすったのです。
意識を取り戻す少年
途中で少年の父親も駆けつけ、両親ともに救急車を待ちながら、少年のヨダレや涙などをおしぼりで吹いていた北山さん。発作が収まってきたころ、少年は「今、何が起きたの?」と聞いてきました。
「もう話せるの?」と北山さんが呼びかけると…。
その後、救急車が到着。北山さんは救急隊員に場所を譲りました。
少年の両親は北山さんんお礼を述べると、救急隊員について行ったそうです。
この日の出来事を振り返り、北山さんは心境をつづっています。
投稿には、「とっさに行動できてすばらしい!」「お母さんもさぞかし心強かったでしょうね」などの称賛の声が寄せられました。
とっさの判断が、誰かの命を左右することもあります。戸惑わずに助けに駆け付けた北山さんに、改めて拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]