バルコニーに落下しそうな子どもが! 消防隊員の到着を待つ中、1人の男性が柵をつかむと

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

パリ・18区のマルクス=ドルモワ通りで起こった、ある救出劇が話題になっています。

Habib BibouさんがFacebookに投稿した動画には、まるでアメリカン・コミックスのスーパーヒーローのような人物が映っていました。

たったの30秒程度で救出

動画に映っているのは、アパートの一室から落ちそうになっている子どもの姿。

ベランダの柵につかまって、必死に耐えています。

すると、驚きの方法で助けに向かう人がいました!

素手で一直線に向かう男性!まるでスパイダーマンのようです!

あっという間に子どもの元までたどり着き、無事に救出することができました!

人々を驚かせたこの男性は、マリ出身のマモドゥ・ガッサマさん。海外メディア『Le Parisien』には、彼が救助に向かった経緯が次のように書かれています。

22歳のマモドゥ・ガッサマさんは、現在モントルイユ(セーヌ=サン=ドニ県)に住んでいます。

6か月前には、彼が土曜日の夕方に偉業を成し遂げたパリの18区の通りからはほど遠い、母国・マリにいました。

モマドゥさんがパリ北駅に到着すると、マルクス=ドルモワ通りで「子どもが落ちる」という群衆の叫び声に襲われます。

声につられて建物を見上げると、4階のバルコニーからぶら下がっている4歳の男の子を発見しました。

Le Parisien ーより引用(和訳)

一部、隣の部屋に住んでいた男性に「なぜ救助できなかったんだ」という批判の声が上がっていますが、「仕切りが邪魔をしてうまく持ち上げることができなかった」という事情があるようです。

また、海外メディア『Daily Mail』が報じている通り、きちんと緊急の連絡を入れていました。

消防隊員によれば、首都の18区で起こったこの事件について、バルコニーで子どもを助けようと必死になっていた男性から連絡をもらっていたそうです。

Daily Mail ーより引用(和訳)

通報を受けて消防隊員も動いたのですが、到着よりも先にマモドゥさんが救出。1分1秒を争う状況の中、すばやく行動を起こした彼にはたくさんの称賛の声が集まっています。

【ネットの声】

・自分の命を危険にさらしてまで救助に向かうなんて、英雄に違いない!

・見ていることしかできなかった人も多い中、よくぞ動いてくれた。

・素晴らしかった。あなたを見習って、いざという時のために筋肉をきたえるよ。

マモドゥさんの勇姿に、胸が熱くなりますね!


[文・構成/grape編集部]

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出典
Habib BibouLe ParisienDaily Mail

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