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日本財団、1万床分の軽症者向け施設を整備 最大の願いは「使われないで終わること」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

世界で感染が拡大している新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。

一部の国では、感染者が増加したことにより医療崩壊が起きてしまっています。

公益財団法人『日本財団』は、コロナウイルスによる医療崩壊を防ぐため、軽症者向けに1万床分の施設を整備することを発表しました。

お台場にある船の科学館には4月いっぱいを目途に約千床、また日本財団パラアリーナには約2千床を整備する予定だといいます。

茨城県つくば市には、9千人規模の施設を設備予定で4月末に完成するとのこと。

日本財団の笹川陽平会長は、記者発表会で施設を準備するにあたっての決断を明かしました。

願わくば、現在の医療関係者の昼夜構わずお働きになっているご努力で、このお台場のアリーナをはじめ我々の計画している施設が使われないで終わるということが私たち最大の願いでございますが、やはり備えがあれば憂いなしでございますので、備えを作っていくということが重要だと思って、我々はこれを決断し、皆様方にご報告申し上げて、広く国民の皆様にご理解いただいて一人ひとりの人がこういう戦後75年の最大の国難の時期であるということを理解して一日も早く、コロナの闘いが終了するように私たちは願ってこれから活動をしていきたいと思います。

【記者発表】新型コロナウイルス禍で緊急対策 大幅に不足する病床確保に向けて ーより引用

なお、建設費や食費など必要とされる経費については、日本財団が全額負担するといいます。

【ネットの声】

・率先してこのような行動をしてくれるのはとても頼もしいです!

・できれば施設を使わないで済むように、みんなで協力したいですね。

・素晴らしい。ありがとうございます。

笹川会長のいうとおり、まさに『備えあれば憂いなし』でしょう。

できれば、施設を使わずにコロナウイルスが収束することを願います。


[文・構成/grape編集部]

出典
@NipponZaidan【記者発表】新型コロナウイルス禍で緊急対策 大幅に不足する病床確保に向けて

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