もし原爆投下当時にSNSがあったら… 日記を元にした投稿に胸が締め付けられる
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多くの人が戦い、心身が傷付けられたり命を奪われたりする戦争。2020年現在も、世界のどこかで戦いが繰り広げられています。
日本は第二次世界大戦で深い傷を負い、尊い多くの命を失いました。私たちは歴史から戦争の悲しさを学び、平和な日常を守らなくてはなりません。
第二次世界大戦末期である1945年には、広島県と長崎県に核兵器が投下。数日後に日本は終戦となりました。
もし、広島の原爆投下時にSNSがあったら…
1945年8月6日は、『原爆の日』です。今から75年前の8時15分、アメリカ軍が世界で初めて核兵器を使い、広島県に落としました。
NHKは、「もし、75年前にSNSがあったら…」というアイディアを元に、3つのTwitterアカウントを作成。
当時、広島市に住んでいた3人の日記を元に、『シュンくん』『やすこさん』『一郎さん』のツイートをリアルタイムで更新しています。
中学1年生・シュンくん
妊娠中の主婦・やすこさん
新聞記者・一郎さん
原爆投下当日の投稿も、リアルタイムで更新
広島県に原爆が投下された8時15分以降も、3人のアカウントはツイートを続けています。
帰省のために広島市に戻ろうとしていたところ、寝坊して難を逃れたシュンくん。妊娠中でありながら、負傷者のために治療を手伝うやすこさん。ジャーナリストとして広島の街に繰り出した一郎さん。
3人は今後もツイートを更新していくことでしょう。
投稿は75年前の日記を元にしたものであり、彼らの未来を変えることはできません。
しかし、投稿を見守る多くの人が3人に対し「生き延びてほしい」「なんとか逃げて」「助けてあげたい」といった声を寄せています。
リアルタイムに更新されることによって、原爆が投下された当時を疑似体験できるこの企画。3人の投稿を読んで、あなたは何を思いますか。
[文・構成/grape編集部]