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妊娠7か月の女性が駅で倒れた理由に、衝撃の声 「本当に危険」「地獄でしかない」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2020年8月は連日35℃を超える猛暑日が続いています。

そんな中、不安視されているのがマスク着用による熱中症。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の予防でマスクを着用しての外出が求められていますが、顔半分を覆うマスクは、熱がこもって蒸れやすくなりがちです。

妊娠中の『マスク着用』に注意喚起

妊娠中のにらい(@UUQjfllQ68CKPia)さんは、Twitter上で暑い日のマスク着用について『あるお願い』を訴えています。

それは、「屋外でマスクをしていない妊婦を見かけても、容赦してほしい」という内容。その理由についてにらいさんは、次のようにつづっていました。

現在私は妊娠7か月ですが、マスクが暑すぎて息苦しく、酸欠と熱中症で先日駅で倒れました。

妊娠中はいろいろなトラブルがある人が多く、何もしていない状況でも内臓が圧迫されて苦しかったり、身体が重かったりします。

その中でこの猛暑の中で移動しなければいけないとなると、それだけで重労働です。

でも出かけないわけにはいかない事情も人それぞれあります。そんな中で、マスクをしろと強く注意されてしまうのはつらいです。

以前、外出中にマスクを外してなるべく人と距離を取って歩いていたところ、見知らぬ男性がわざわざ近付いてきて「マスクをつけてください」と注意してきたことがあったそうです。

それ以来、暑い中でもマスクを無理やり着用していたとのこと。そしてとうとう、駅で酸欠と熱中症により倒れてしまったのです。

暑い日にマスクをすれば、誰もが熱中症のリスクが高くなります。身体が重くなり、息切れしやすい妊娠中の女性はなおさらでしょう。

※写真はイメージ

厚生労働省は『「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント』として、マスク着用について、「屋外で人と十分な距離が確保できれば、外してもいい」と説明しています。

マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。

したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。

マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。

外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。

厚生労働省 ーより引用

にらいさんの投稿に、ネット上ではさまざまな声が寄せられました。

・私も今妊娠中ですが、道を歩いている時は外してます。さすがに屋内や電車ではしますが、本当に死にそうになるので…。

・暑い中で、マスクをした妊婦さんを見かけると心配になっていました。どうぞ体調を優先してください。

・マスクをすることが困難な状況の人が多くいるのだと、今まではあまり考えたこともなかったのですが、投稿を見て考えさせられました。

・このご時世、冷たい目で見られてしまうこともありますよね…。ただ、こんな暑い中、妊娠中にマスクだなんてもう地獄でしかないです。

コロナウイルスの感染予防を一人ひとりが意識することは大切なこと。

しかし人にはさまざまな事情があり、体調や持病、障がいなどの理由からマスクを着用するのが難しい人もいるでしょう。

マスクをしていない人を見かけても、何か理由があるのかもしれないと想像し、そっと距離を取るなど互いに思いやりのある行動を心がけたいですね。

道路標識の写真

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出典
@UUQjfllQ68CKPia厚生労働省

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