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熊本市長の『台風対策』に称賛の声 「素晴らしい視点」「ほかの地域もやってほしい」

By - grape編集部  公開:  更新:

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2020年9月6日現在、日本列島に強い台風10号が接近しています。

台風10号は6~7日にかけて奄美地方から西日本に上陸する恐れがあり、速度を上げて北上しているとのことです。

政府や自治体は、1人でも多くの命を守るために該当地域の住人に素早い避難を呼びかけています。

熊本市長が『ペット同伴可能の避難所』を迅速に開設

熊本県も台風10号の暴風域に入る可能性がある地域の1つ。熊本市のウェブサイトでは、避難所の情報などを公開しています。

また、熊本市の大西一史市長は屋内水泳場兼スケート場である、南区の『アクアドームくまもと(熊本市総合屋内プール)』をペット同伴可能の避難所として開設しました。

ペットは飼い主にとって大切な家族。しかし、ペットを避難所に連れて行くことができないことも多く、災害が起こるたびに被災地で問題となっていました。

そんな中、こうして市長が迅速にペット同伴可能の避難所を開設することで、多くの飼い主が助かることでしょう。

熊本市のウェブサイトでは、ペットと一緒に避難する場合は必ずペットのケージやペットフードなどを持参するよう呼びかけています。

ペット同伴可能である『アクアドームくまもと』の情報は以下の通りです。

【アクアドームくまもと】

所在地:〒861―4136 熊本県熊本市南区荒尾2丁目1―1
問い合わせ先:096―358―2711

熊本市長の対応に対し、ネットでは「ペットの飼い主として本当にありがたい」「助かりました」といった声が上がっています。

6日の9時時点で、熊本市内には中央区35か所、東区に32か所、西区に15か所、南区に29か所、北区に34か所の、合計145か所の避難所が開設されているとのこと。

避難する際は新型コロナウイルス感染症対策として、飲食物や毛布や防寒着、マスク、体温計、アルコール消毒液などの感染症対策品の持参も必要です。

島国である日本は災害が起こりやすく、これまで何度も自然災害によって多くの命が失われました。該当地域に住む人は自治体のウェブサイトを確認し、災害に備えてください。


[文・構成/grape編集部]

出典
熊本市ホームページ@K_Onishi

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