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近藤春菜の持論に「反省した」「本当そう」 夫婦間の『不機嫌ハラスメント』とは?

By - grape編集部  公開:  更新:

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2020年12月15日放送の、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、夫婦間のハラスメントである『フキハラ』について特集。

ネット上では、夫や妻が不機嫌になり、パートナーが不快な思いをすることを『不機嫌ハラスメント』、略して『フキハラ』と呼ぶそうです。

同番組では、『フキハラ』の例として、このようなことを上げました。

・起床後「眠れなかった、疲れがとれない」と怒り、不機嫌な気持ちを隠さない。

・相手にゴミ出しをお願いしていたのに出し忘れていた。それを指摘すると不機嫌になり「忘れていたんだから仕方ないじゃん!」と開き直る。

・運転中、渋滞に巻き込まれ、不機嫌になり「もう二度と来たくない」などと怒鳴る。

『フキハラ』の例に対し、同番組の出演者からは「あるある」「分かる」などの声が上がりました。

『フキハラ』について、近藤春菜は…?

『フキハラ』について、同番組にコメンテーターとして出演していた、お笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜さんはこのようにコメントしています。

私も、父親と母親になんかいわれた時に、心を許しているから不機嫌を出しちゃうんですよ。

ちょっとイラっとして怒っちゃったりとか、いい返したり。でも、その後反省するんです。

自分の発言で雰囲気が悪くなるじゃないですか。

結局、楽しいことは、向こうからやってくることじゃないし。

自分たちが「楽しいことをしよう」ってやんないと生まれないから。

不機嫌を態度に出すと、相手も悲しくなるし…負の連鎖でしかない。

だから、なんか起こった時に、自分で楽しいひと言をいえるかどうかだな…と思って。

スッキリ ーより引用

さらに、近藤さんは「お互いに、不機嫌になった時こそ、明るくコミュニケーションを取り合うべきでは」と語りました。

ロバート・キャンベル「人間は不機嫌になる生き物」

また、コメンテーターとして出演していた、日本文学研究者のロバート・キャンベルさんは、「人間は不機嫌になるものだから、不機嫌は『ハラスメント』ではない」と持論を展開しています。

『ハラスメント』のインフレを起こしてほしくないです。

『パワハラ』とか『セクハラ』とか、たくさんの『ハラスメント』があるから。

人は不機嫌になる生き物なので、これを『ハラスメント』にしてしまうと、本当の『ハラスメント』が…すみません、面倒くさい話になっちゃって。

スッキリ ーより引用

また、ロバートさんは、多くの人が猫の姿を見て癒されることを例に挙げ、さらに持論を展開しました。

我々は、猫の姿を見てほっこりしますけど、猫ほど不機嫌な生き物はいません。

でも、猫は自分とは違う生き物だとはっきりしてるから、不機嫌を含めて尊重できるんです。

だから夫婦も、不機嫌になるものだと思って…不機嫌になるスイッチを見極めたり、かわしたり。

スッキリ ーより引用

ロバートさんは「そもそも前提として、人間は不機嫌になる生き物だと思って、パートナーとも接するべきではないか」とまとめました。

夫婦間の『フキハラ』について、視聴者からはさまざまな声が上がっています。

・近藤さんのコメント、その通りだと思いました。楽しい時間は自分たちで作らないと。

・信頼しているから、甘えて不機嫌な態度をとってしまいます。今回の放送を見て反省しました。

・ロバートさんの言葉、ド正論でした。お互いに不機嫌になる生き物だと思って尊重し合えたらいいなと思います。

・『○○ハラスメント』という言葉を安易に作ってほしくない気持ち、賛成です。『パワハラ』や『セクハラ』などの重大な問題が軽く見られるようになりそう…。

近藤さんやロバートさんがいうように、不機嫌になった時、お互いにどう対処するのかが大事なのでしょう。

楽しい会話や、心地よい時間を2人で作り続ける努力も必要なのかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
スッキリ

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