義父の「子供が出てからカレーを作らなくなった」 夫が1年後に見せた気遣い
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- 出典
- @itokocarrer






あなたには『思い出の味』はありますか?
お味噌汁や肉じゃがなど、各家庭ごとに味付けの異なる料理は、口にすると昔の記憶が蘇ることがありますよね。
「ちょっと切ないけれど、しあわせだな」
島津綸子(@itokocarrer)さんがTwitterへ投稿した、あるエピソードが反響を呼んでいます。
ある日、夫と子供と暮らす家に両親が来ることになった島津さん。
「両親へふるまう料理は何がいいかな」と夫へ相談すると、夫は「カレーにしない?」と即答したといいます。
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それを聞いて「夫はそんなにカレー好きだったかな…」と疑問に感じた島津さん。
カレーという答えに特別な理由があるとは、この時点では想像もしていなかったことでしょう。
夫へ理由を聞いてみると…。
去年の結婚式の翌朝、一緒に朝食をとっている時に、お義父さんがカレーを食べながらボソッと「久しぶりに食べるとおいしいな。子供が家を出てから、カレーを作ることがなくなったけんなぁ…」といっていて…。カレーがいいなと思ったんだ。
夫が1年間、胸に秘めていたひと言
夫は、義理の父が結婚式の翌日に、「子供が家を出て、家のカレーを食べなくなった」とさびしがっていたことを覚えていたのです。
結婚式という晴れやかな場の翌朝に、ふとこぼれたその言葉を、夫はずっと忘れずにいました。
義理の父の思いに気付き、両親をもてなす料理にあえて『カレー』を選んだ夫。
きっと、島津さんの実家のカレーは、家族みんなで食べるために作っていた思い出のメニューだったのでしょう。
「カレーにしない?」に込められた気遣い
「カレーにしない?」というひと言の裏に、これほど深い気遣いが隠れていたとは、島津さんも予想していなかったのではないでしょうか。義父が何気なくこぼした言葉を拾い、形にして届けようとした夫の行動は、言葉にならない優しさそのものです。
それを聞いた島津さんは、親元を離れた切なさと同時に優しい人と結婚できたしあわせを改めて感じたそうです。
ネット上では投稿に対し、このようなコメントが寄せられました。
・思わず目頭が熱くなってしまいました。確かに、子供が出ていったら作らなくなるメニューってありますよね…。
・素敵な旦那さんですね!お義父さんのさびしい気持ち、分かる気がします。
・朝からウルッときてしまいました。私も母親の懐かしい味をたまに思い出すことがあります…。
「子供が出ていったら作らなくなるメニューがある」という声は、多くの人にとって身近な感覚のようです。家族の人数や生活が変われば、食卓に並ぶ料理も自然と変わっていくもの。かつて当たり前だった味が、いつの間にか特別な記憶になっていることがあります。
例え時が流れ、作ることがなくなった料理があったとしても、家族みんなで食べた思い出が消えるわけではありません。
大切な人と料理を囲み笑い合う何気ない時間は、大切にしていきたいものですね。
[文・構成/grape編集部]