義父との食事で『カレー』と即答した夫 その理由に感動
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「なぜこんなに温かいんだろう」 大人になっても『子供扱い』する親の愛に、胸がジーン2025年9月、Xでは両親や親戚などから、大人になった現在も、子供の頃と変わらない愛を受けているというエピソードが多数投稿され、盛り上がっています。grape社員の中にも「同じような経験がある」という人が多数。体験談をまとめたので、読んで温かい気持ちになっていきませんか。

「多分、5歳と勘違いしてる」 実家の光景に「父親が用意してるの想像したら、かわいい」2025年9月現在、Xでは「親や親戚がいつまでも子供扱いしてくる」というエピソードを投稿することが、ブームになっています。同月、声優の𠮷田早南(@sarnaaan23)さんも、自身が親から「子供扱いされた」エピソードを公開し、注目を集めました。
- 出典
- @itokocarrer
あなたには『思い出の味』はありますか?
お味噌汁や肉じゃがなど、各家庭ごとに味付けの異なる料理は、口にすると昔の記憶が蘇ることがありますよね。
「ちょっと切ないけれど、しあわせだな」
島津綸子(@itokocarrer)さんがTwitterへ投稿した、あるエピソードが反響を呼んでいます。
ある日、夫と子供と暮らす家に両親が来ることになった島津さん。
「両親へふるまう料理は何がいいかな」と夫へ相談すると、夫は「カレーにしない?」と即答したといいます。
※写真はイメージ
それを聞いて「夫はそんなにカレー好きだったかな…」と疑問に感じた島津さん。
夫へ理由を聞いてみると…。
去年の結婚式の翌朝、一緒に朝食をとっている時に、お義父さんがカレーを食べながらボソッと「久しぶりに食べるとおいしいな。子供が家を出てから、カレーを作ることがなくなったけんなぁ…」といっていて…。カレーがいいなと思ったんだ。
夫は、義理の父が結婚式の翌日に、「子供が家を出て、家のカレーを食べなくなった」とさびしがっていたことを覚えていたのです。
義理の父の思いに気付き、両親をもてなす料理にあえて『カレー』を選んだ夫。
きっと、島津さんの実家のカレーは、家族みんなで食べるために作っていた思い出のメニューだったのでしょう。
それを聞いた島津さんは、親元を離れた切なさと同時に優しい人と結婚できたしあわせを改めて感じたそうです。
ネット上では投稿に対し、このようなコメントが寄せられました。
・思わず目頭が熱くなってしまいました。確かに、子供が出ていったら作らなくなるメニューってありますよね…。
・素敵な旦那さんですね!お義父さんのさびしい気持ち、分かる気がします。
・朝からウルッときてしまいました。私も母親の懐かしい味をたまに思い出すことがあります…。
例え時が流れ、作ることがなくなった料理があったとしても、家族みんなで食べた思い出が消えるわけではありません。
大切な人と料理を囲み笑い合う何気ない時間は、大切にしていきたいものですね。
[文・構成/grape編集部]