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「どこでも、こども食堂を」 全国の飲食店が連携するプロジェクトがスタート

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

近年、子供の貧困が大きな社会問題となっており、支援の活動のひとつとして、『こども食堂』が全国的に広がっています。

『こども食堂』とは、地域住民や自治体が主体となって、無料または低価格で子供たちに食事を提供する場のことで、子供たちに温かい食事を提供するだけでなく、地域住民のコミュニケーションの場としても機能しているそうです。

こうした取り組みが広がる一方で、まだまだ支援が足りていないのが現状とのこと。そこで、あるプロジェクトが開始されました。

「地域問わず、こども食堂を」 全国の飲食店が連携

企業の福利厚生サービスとして、近くの飲食店を社食として使用できる『どこでも社食&学食』を運営する、株式会社シンシアージュ。

同社は2021年3月4日、こども食堂を開催するプロジェクト『こどハピ』をスタートしました。

この『こどハピ』は、『どこでも社食&学食』の加盟飲食店1万5千店と提携し、地域を問わず、こども食堂を開催するというもの。

さらに、全国の講師とも提携し、オンラインなどで『お絵かき教室』や『音楽教室』『スポーツ教室』など、学習面でも子供達の成長をサポートする『こども学習』も実施していくそうです。

『こどハピ』の利用方法は?

『こどハピ』のウェブサイト、もしくはTwitter上を見ると、こども食堂を開催する場所、日時などが随時アップされます。

利用の人数制限を設けている場合があるので、利用する際は、応募フォームに入力するなどの申請が必要です。

新型コロナウイルス感染症の影響で、解雇や雇い止めが増加していることもあり、こども食堂の重要性は今後ますます高まっていくでしょう。

こうした取り組みをきっかけに、支援の輪がより広がっていくといいですね。


grapeでは、コロナ禍における企業や人々の奮闘を紹介する記事を、特集という形でまとめています。よろしければご覧ください。


[文・構成/grape編集部]

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