本当に同じ猫? 優しい女性に助けられた瀕死の子猫 その数か月後…
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マレーシアに住む動物好きの女性と1匹の猫の出会いが、感動を呼んでいます。
ヌル・ハミザさんは、自宅の裏庭をうろついている1匹の子猫を見つけました。
海外メディア『Bored Panda』によると、そのガリガリに痩せたメスの子猫は見るからに健康状態が悪く、悪臭を放っていたのだとか。
体のあちこちに傷があり、全身の毛が抜け落ちて、すぐに治療が必要なのは一目りょう然でした。
その子猫を放っておけなかったヌルさんは、子猫を捕えるために段ボール箱をそばに置いてみます。すると子猫は自分から箱の中に入ってきたのだそう。
子猫は怖がる様子もなく、助けを求めるような悲しそうな目で彼女を見ていたといいます。
ヌルさんは子猫をメイメイと名付け、動物病院へ連れて行きました。
保護した時のメイメイは、体重がたったの2㎏しかなく、感染症にかかっていて、治療をしても助かるかどうか分からなかったそう。
それでもヌルさんはメイメイの命を諦める気はありませんでした。
彼女は「この子が生き延びたとしたら、それは私が一生世話をするというサインだ」と思ったといいます。
その後、メイメイはヌルさんの祈りに応えるかのように、奇跡的に回復していきます。
適切な治療の甲斐あって、病気もケガも治り、体重も順調に増えて、体の毛も再び生えてきました。
そしてこちらが現在のメイメイの姿です。
真っ白い毛に覆われた、とても美しい猫になったメイメイ。
見た目だけでなく顔つきも、保護された時とはまるで別の猫のように愛らしく見えます。
メイメイが見事な変貌を遂げたのは、ヌルさんが注ぎ続けた愛情があったからでしょう。
ペットは病気になれば飼い主さんが病院に連れて行ってくれ、治療をしてもらえます。
しかし家族がいない動物たちは、助かる病気で命を落としてしまうことがあるのです。
「猫は自ら飼い主を選ぶ」といわれますが、ヌルさんの庭に姿を現したメイメイは、最高の家族を選んだといえるでしょうね。
[文・構成/grape編集部]