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今年のサラリーマン川柳コンクールの入賞作品は? ユーモアやウィットに富んだ川柳

By - 押阪 忍  公開:  更新:

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こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。

ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言』にお付き合いください。

サラリーマン川柳で笑う!

マスクマスクの日常生活で、笑うことが、大きな声で笑ったりすることが、何となく抑えられ、笑顔のある生活が少なくなっているように思われます。

会議でも、友人達やご近所さんとの立話でも…。早くマスクのない、笑いのある生活を取り戻したいものですね。

そこで今回は、例年第一生命が主宰している今年のサラリーマン川柳コンクールの入賞作品を列記させていただきますので、ニンマリ笑って頂けると幸いでございます。

【1位】
「会社へは 来るなと上司 行けと妻」(なかじ)

【2位】
「十万円 見る事もなく 妻のもの」(はかなき夢)

【3位】
「リモートで 便利な言葉 “聞こえません!”」(リモートの達人)

【4位】
「嫁の呼吸 五感で感じろ! 全集中!!!」(鬼嫁一家)

【5位】
「じいちゃんに JY.Parkの 場所聞かれ」(けぇぽっぷ)

【6位】
「我が部署は 次世代おらず 5爺(ファイブジイ)」(松庵)

【7位】
「お父さん マスクも会話も よくずれる」(さごじょう)

【8位】
「YOASOBIが 大好きと言い 父あせる」(テンビ)

【9位】
「お若いと 言われマスクを 外せない」(エチケット)

【10位】
「抱き上げた 孫が一言 密ですよ」(白いカラス)

コロナ禍でも、ユーモアやウィットに富んだ川柳の魅力。正に笑いの妙薬ですね。クスリと笑っていただけると、幸せでございます。

※掲載句は第一生命株式会社様より許諾を頂いています。

<2021年7月>

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フリーアナウンサー 押阪 忍

1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2021年現在、アナウンサー生活63年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。

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