アメリカの根深い『人種差別』 母は、息子の何気ない一言にハッとした. By - grape編集部 公開:2017-03-03 更新:2018-06-08 人種差別子供 Share Post LINE はてな コメント 出典:Lydia Stith Rosebush アメリカのケンタッキー州に住むリディアさんには5歳の息子・ジャックスくんがいます。ある日、リディアさんはジャックスくんにこう言いました。 「あら、髪の毛が伸びてきたわね。 そろそろ切りましょうか。どんな髪型がいい?」 息子の希望通りにカットしようと思い、そう聞いたリディアさん。すると、こんな言葉が返ってきたのです。 「友人とソックリにして!」息子の言葉に母はハッとする 「ぼく、髪の毛をレディと一緒にして、先生をビックリさせたいんだ! “あれ?どっちがジャックスで、どっちがレディか見分けがつかないぞ!”って」 This morning Jax and I were discussing his wild hair. I told him that he needed a haircut this weekend. He said that…Lydia Stith Rosebushさんの投稿 2017年2月24日 『レディ』とは、ジャックスくんの大親友のこと。彼が笑顔で発した言葉を聞いて、リディアさんはハッとします。 写真を見てわかる通り、ジャックスくん(写真左)は白人、レディくん(右)は黒人です。でも、息子には『肌の色を気にする』という意識すらないのだと…。 これは、クリスマス会の時に撮ったジャックスとレディの写真です。 どうです?とても似ていると思いません? 息子の言葉は、『差別という概念は大人から教わっている』ということを証明していると思いました。 ジャックスにとって、異なっているのは髪型だけなのです。 Lydia Stith Rosebush ーより引用(和訳) 息子の言葉に感動したリディアさんは、自身のFacebookにこの出来事を投稿しました。 「素晴らしい!」と感動のメッセージが集まる リディアさんの投稿に対し、ジャックスくんの言葉に感動した多くの大人から「本当に素晴らしい!」という声が寄せられています。 多くの大人が知るべきエピソードだと思ったよ。 私は、この2人の天使から本当に大切なことを教わりました。ありがとう! 「先生を驚かそう!」っていうアイディアも可愛くて素敵ね! 世界中の誰もが、この子のような考えを持つようになれたらいいよね。 その後、ジャックスくんは希望通りバリカンで髪を剃りました。 お揃いの髪形になって、2人は大興奮!笑顔で抱き合い、喜びを分かち合いました。 ジャックスくんにとっては、本当に何気ないひと言だったのでしょう。なぜなら、肌の色なんて全然気にしていないのですから。 彼は「差別しちゃいけない」という考えで言葉を発したわけではなく、『人種差別』という概念すら持っていなかったのです。 こんなにもソックリな2人なら、先生も「あれ?見分けがつかないぞ!」とビックリしてくれるに違いありません! [文・構成/grape編集部] 出典 Lydia Stith Rosebush Share Post LINE はてな コメント
アメリカのケンタッキー州に住むリディアさんには5歳の息子・ジャックスくんがいます。ある日、リディアさんはジャックスくんにこう言いました。
「あら、髪の毛が伸びてきたわね。
そろそろ切りましょうか。どんな髪型がいい?」
息子の希望通りにカットしようと思い、そう聞いたリディアさん。すると、こんな言葉が返ってきたのです。
「友人とソックリにして!」息子の言葉に母はハッとする
「ぼく、髪の毛をレディと一緒にして、先生をビックリさせたいんだ!
“あれ?どっちがジャックスで、どっちがレディか見分けがつかないぞ!”って」
『レディ』とは、ジャックスくんの大親友のこと。彼が笑顔で発した言葉を聞いて、リディアさんはハッとします。
写真を見てわかる通り、ジャックスくん(写真左)は白人、レディくん(右)は黒人です。でも、息子には『肌の色を気にする』という意識すらないのだと…。
息子の言葉に感動したリディアさんは、自身のFacebookにこの出来事を投稿しました。
「素晴らしい!」と感動のメッセージが集まる
リディアさんの投稿に対し、ジャックスくんの言葉に感動した多くの大人から「本当に素晴らしい!」という声が寄せられています。
その後、ジャックスくんは希望通りバリカンで髪を剃りました。
お揃いの髪形になって、2人は大興奮!笑顔で抱き合い、喜びを分かち合いました。
ジャックスくんにとっては、本当に何気ないひと言だったのでしょう。なぜなら、肌の色なんて全然気にしていないのですから。
彼は「差別しちゃいけない」という考えで言葉を発したわけではなく、『人種差別』という概念すら持っていなかったのです。
こんなにもソックリな2人なら、先生も「あれ?見分けがつかないぞ!」とビックリしてくれるに違いありません!
[文・構成/grape編集部]