服のリメイクに生きがい! 笑顔のママ『産後うつ』と闘った日々を語る By - grape編集部 公開:2017-08-19 更新:2019-01-25 うつ病出産 Share Post LINE はてな コメント 出典:mothermakesx4 出産後、1~2割の割合で発症するといわれる『産後うつ』。 産後うつ 気分が沈んだり、日々の中に興味や喜びを感じなくなったりする。食欲不振や体重の減退、または不眠や睡眠過多としてサインが出ることも。 医療機関などによる治療が必要な病気である。 産後うつを克服したある女性の物語が、海外で注目を浴びています。 長男の出産以前、教師とアーティストをしていたというステファニー・ミラーさん。 ABC Newsによると、出産と共に『母親としての生活』へと移行したことで、彼女は産後うつになってしまったのだそう。 苦しむ妻に対し、夫のジョンさんがプレゼントしたもの…それは1台の『ミシン』でした。 ミシンと出会った母、目に輝きを取り戻す 我が子は愛おしく思うも、子育て中の母親にとって『自分の時間』はあってないようなものです。 「赤ちゃんと接するだけの毎日に、私は自分が何者かが分からなくなってしまった」とステファニーさんは当時を振り返ります。 「子育て以外に、自分が幸せに感じる何か」が必要だと気付いたステファニーさんは、夫が買ってくれたミシンで着古したシャツなどをリメイクし、子ども用の服を作ることにしました。 できあがった服はもちろん、自分の子どもたちに着てもらうのです。 ステファニーさんがリメイクした作品をいくつかご紹介します。 Stephanie Millerさん(@mothermakesx4)がシェアした投稿 – 2017 3月 27 6:13午後 PDT 母の作った服に、娘たちは大喜び!なんと、気に入ったあまり、3日間同じ服を着たまま脱ぎたがらなかったそうです。 Stephanie Millerさん(@mothermakesx4)がシェアした投稿 – 2017 6月 4 8:30午前 PDT 元が着古したシャツだとは思えない出来ばえに、Instagramでは作品のファンになる人が続出! ステファニーさんは子どもたちに選んでもらった柄を使うことにしています。我が子の選ぶ素材に合わせて、イメージしたデザインの服を作る…その一連の流れがとてもワクワクするのだとか。 ミシンと出会い、服を生まれ変わらせる喜びを知ったことで、産後うつを克服したステファニーさんは、自身の体験から感じた『産後うつへの対処法』を語りました。 「お母さん以外の顔を持つ時間が必要だと感じました。子どもたちとは少し離れた所で自分の夢や望み、趣味を持つことが大切です。 親がやりたいことを頑張る姿を子どもに見せるのも、子どもたちには刺激になるはずです。彼女たち自身にとって、視野が広がるきっかけになればと思っています」 ABC News ーより引用(和訳) 趣味を見つけ、行動に移すことで苦しい日々を乗り越えたステファニーさん。 『母』以外の顔を見つけた彼女は、子育てのかたわら、今日も笑顔でミシンの前に座っていることでしょう。 Stephanie Millerさん(@mothermakesx4)がシェアした投稿 – 2017 7月 19 8:54午前 PDT [文・構成/grape編集部] 出典 ABC News/mothermake Share Post LINE はてな コメント
出産後、1~2割の割合で発症するといわれる『産後うつ』。
産後うつ
気分が沈んだり、日々の中に興味や喜びを感じなくなったりする。食欲不振や体重の減退、または不眠や睡眠過多としてサインが出ることも。
医療機関などによる治療が必要な病気である。
産後うつを克服したある女性の物語が、海外で注目を浴びています。
長男の出産以前、教師とアーティストをしていたというステファニー・ミラーさん。
ABC Newsによると、出産と共に『母親としての生活』へと移行したことで、彼女は産後うつになってしまったのだそう。
苦しむ妻に対し、夫のジョンさんがプレゼントしたもの…それは1台の『ミシン』でした。
ミシンと出会った母、目に輝きを取り戻す
我が子は愛おしく思うも、子育て中の母親にとって『自分の時間』はあってないようなものです。
「赤ちゃんと接するだけの毎日に、私は自分が何者かが分からなくなってしまった」とステファニーさんは当時を振り返ります。
「子育て以外に、自分が幸せに感じる何か」が必要だと気付いたステファニーさんは、夫が買ってくれたミシンで着古したシャツなどをリメイクし、子ども用の服を作ることにしました。
できあがった服はもちろん、自分の子どもたちに着てもらうのです。
ステファニーさんがリメイクした作品をいくつかご紹介します。
母の作った服に、娘たちは大喜び!なんと、気に入ったあまり、3日間同じ服を着たまま脱ぎたがらなかったそうです。
元が着古したシャツだとは思えない出来ばえに、Instagramでは作品のファンになる人が続出!
ステファニーさんは子どもたちに選んでもらった柄を使うことにしています。我が子の選ぶ素材に合わせて、イメージしたデザインの服を作る…その一連の流れがとてもワクワクするのだとか。
ミシンと出会い、服を生まれ変わらせる喜びを知ったことで、産後うつを克服したステファニーさんは、自身の体験から感じた『産後うつへの対処法』を語りました。
趣味を見つけ、行動に移すことで苦しい日々を乗り越えたステファニーさん。
『母』以外の顔を見つけた彼女は、子育てのかたわら、今日も笑顔でミシンの前に座っていることでしょう。
[文・構成/grape編集部]