もやしの消費期限は2~3日! 腐ったものの見分け方や保存方法を解説 By - grape編集部 公開:2024-04-26 更新:2024-04-26 保存野菜 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 「もやしの消費期限が過ぎたけど食べられるの」「消費期限以内だけど臭いがきつくて腐っていないかが不安」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。 一般的にもやしの消費期限は2~3日。消費期限が1日過ぎても食べる人がいますが、腐りかけているため基本的には食べないようにしましょう。 また、消費期限内でも、適切に保存しないと腐る可能性が高くなるため注意が必要です。 本記事では、もやしの消費期限や腐ったもやしの特徴について解説します。 消費期限を長くする保存方法や、もやしが余った時のレシピを把握できる内容になっているので、ぜひ最後までお読みください。 目次 1. もやしは消費期限を過ぎてからは食べないほうがいい2. 消費期限の過ぎたもやしを食べるリスク3. 消費期限の過ぎたもやしの特徴3.1. 1~2日後3.2. 3~4日後3.3. 5~6日後4. 腐ったもやしの見分け方4.1. 見た目4.2. 臭い4.3. 触感5. もやしの保存方法6選5.1. 冷蔵保存5.2. 冷凍保存6. 消費期限以内でも生でもやしを食べてはいけない7. 消費期限ぎりぎりのもやしの活用方法4選7.1. もやしのナムル7.2. ニラ玉もやし7.3. もやしサラダ7.4. もやしのみそ汁8. もやしは消費期限までに食べよう もやしは消費期限を過ぎてからは食べないほうがいい もやしの消費期限は製造年月日から2~3日です。工場で製造されてからの期限なので、スーパーマーケットに並んでからの期限はより短くなります。 消費期限が過ぎたもやしは、健康に被害をおよぼす可能性があるため、基本的に食べないようにしましょう。 そもそも消費期限とは、安全に食べられる期限のことです。袋や容器を開けず、正しく保存した際の期限と定義されています。傷みやすいものに表記されているのが一般的です。 消費期限と似た言葉に賞味期限があります。賞味期限は、正しい保存方法でおいしく食べられる期限のことで、少し過ぎた場合でも食べることが可能です。 消費期限は賞味期限と違い、安全面の期限であるため、食べないようにしましょう。 なお、もやしには消費期限が表示されているものと、されていないものがあります。 表示されている場合は記載されているとおりの期限までに、表示されていないものは、製造年月日から2~3日以内に食べましょう。 消費期限の過ぎたもやしを食べるリスク 消費期限を過ぎたもやしは、菌が繁殖するため、食中毒のリスクがあります。発生する菌によりますが、食中毒になると以下のような症状が発生するかもしれません。 吐き気 嘔吐 下痢 腹痛 頭痛 食中毒はもやしの傷み具合や個人の特性によって、症状が異なります。 消費期限が過ぎたもやしを大人が食べると問題がなくても、子供が食べたら重症化するリスクもあるので注意が必要です。 もやしは水分が多いことから傷むのが早く、消費期限が過ぎると菌が増殖してしまいます。 もやし自体50円以内で購入できるものも多いので、消費期限が過ぎたらもったいなくても廃棄しましょう。食べておなかを壊すと治療費を支払う必要があるので、金銭的にも損をすることになります。 消費期限の過ぎたもやしの特徴 消費期限の過ぎたもやしが時間経過ごとにどのような状態になるかをご紹介。 以下の3つに分けて、もやしの状態の変化を解説します。 1~2日後 3~4日後 5~6日後 危険性についても詳しく把握できますので、ぜひ参考にしてみてください。 1~2日後 消費期限が1~2日過ぎたもやしは、保存状態がよい場合、期限内のものと見た目やにおいなどの変化はほとんどありません。 見た目については、もやしから水分が出始めて、水滴が見られる程度です。 「水で洗って調理すれば大丈夫」という人もいますが、安全に食べられる日は過ぎているので捨てることをおすすめします。 免疫力の低い小さな子供には食中毒のリスクがあるので、食べさせるのはやめましょう。 3~4日後 消費期限から3~4日経過すると、もやしのひげ根が変色して、白色から茶色になります。弾力がなく、水分が出ていてしなっている状態です。 少しだけ酸っぱい臭いがするのも特徴的。水でしっかり洗えば臭いは取り除けますが、少なからず菌は繁殖しています。 加熱すれば問題ないという人もいますが、食中毒のリスクが高くなっているため、食べないようにしましょう。 しゃきしゃきとした食感もなくなっていることが多く、調理してもあまりおいしくありません。 5~6日後 5~6日過ぎたら、どのような状態であれ、必ず廃棄してください。 見てすぐに傷んでいるのが分かり、腐っている可能性が高いです。袋の中に茶色くなった水分がたまっており、もやしを触るとぬめりがあります。 酸っぱい強烈なにおいがあり、水で洗ったり、ゆでたりしても取り除けません。菌が繁殖しているので、絶対に食べないようにしましょう。 腐ったもやしの見分け方 もやしは消費期限内でも、正しく保存していないと腐る場合があります。 間違って食べないよう、以下の3つの観点からもやしが腐っているかを判断できるようにしましょう。 見た目 臭い 触感 健康を害さないよう、ぜひ参考にしてみてください。 見た目 もやしは腐ると以下のような見た目になります。 もやしの根が茶色になっている。 溶けていて少し透明になっている。 もやしから出た水が茶色や白色になっている。 黄ばんでいる。 ぬめり気がある。 しなしなしている。 もやしから出た水がたまっている時点で食べられませんが、放置すると腐って水の色も変化します。菌が繁殖している状態なので、必ず捨てましょう。 臭い 腐ったもやしは、以下のような刺激的な臭いがします。 もやしの青臭さが強くなっている。 酸っぱいきついにおいがする。 カビくさい。 アンモニア臭がする。 もやしはもともと特有のにおいがあるので、腐ったかどうかを臭いで判断するのが難しい場合も。もし判断できなければ、水洗いして臭いを確かめることをおすすめします。 水洗いしても臭いが付いていたら、腐っていると判断しましょう。 もやしの青臭さが残っているだけで、洗ったら臭いが消えた場合は食べても問題ありません。 触感 腐ったもやしは、以下のように触ると違和感があります。 べちゃべちゃしている。 ぬめっとしている。 糸を引く。 つまむともやしの形が崩れる。 やわらかすぎる。 腐ったもやしは水分量が多く、触感がやわらかくなり崩れやすくなっているのが特徴です。糸を引いたりぬめり気がある場合は、雑菌が増殖している証拠であるため、必ず捨てましょう。 もやしの保存方法6選 もやしの保存方法を、冷蔵、冷凍それぞれ紹介します。 保存方法によって、消費期限が延ばせる可能性があるのでぜひ試してみてください。 冷蔵保存 冷蔵で保存するには以下の3つの方法があります。 袋にいれたままの場合。 水に浸して保存する場合。 湯通ししてから保存する場合。 それぞれ自分に合う保存方法がありましたら、ぜひ試してみてください。 袋にいれたままの場合 袋のまま冷蔵庫に入れる場合、保存期間は1~3日程度。できるだけ鮮度を保ちたい場合は、通常の冷蔵室よりもチルドルームに入れるようにしましょう。 また、常温だと劣化が進行してしまうので、買ったらすぐに冷蔵庫に入れることが大切です。水分がたまりやすいので、保存する時は穴を空けることをおすすめします。 水に浸して保存する場合 洗ったもやしを水の入った容器にいれて保存する方法があります。適切に保存すれば、最大1週間の保存が可能です。 保存の仕方は、もやし全体が水に浸かるようにし、容器を密閉して冷蔵庫に入れるだけ。 菌の繁殖を防ぐために、容器の中の水を1日1回変えることで、最大1週間鮮度を保てます。 しゃきしゃきとした食感を維持でき、おいしく食べることが可能です。 ただし、水に浸すことで水溶性のビタミンが流れ出てしまうので、注意しましょう。 湯通ししてから保存する場合 湯通ししてから冷蔵庫に入れる場合、消費期限は1~3日程度です。 一度加熱することで菌の繁殖を抑えられるのがメリット。熱湯の中にさっと入れて湯切りし、水分をキッチンペーパーで拭きとります。 適度な湿度を保つために、穴を空けたポリ袋に入れて保存しましょう。 冷凍保存 冷凍する場合、冷蔵保存する時よりも保存期間を長くできます。ただし、しゃきしゃきした食感がなくなるので注意が必要です。 冷蔵保存には以下の3つの方法があります。 袋に入れたまま保存する場合。 水洗いしてから保存する場合。 軽く炒めてから保存する場合。 もやしを長持ちさせたい人は、ぜひ参考にしてみてください。 袋に入れたまま保存する場合 袋のまま冷凍する場合は、2週間は保存可能です。常温のままだとすぐ劣化してしまうので、買ったらすぐに冷凍庫に入れましょう。 冷凍時間が短いほど水や栄養が出にくくなるので、バットの中に入れて熱伝導率を高めたり、急速冷凍機能を使ったりするのがおすすめ。 冷凍するとひとまとまりになりやすいため、できるだけ袋で固まらないように置き場所を工夫しましょう。もやしが重力で傾かず、平らにして置ける場所を確保してください。 水洗いしてから保存する場合 水洗いして冷凍保存するだけで、2週間~1か月保存できるようになります。 水洗いで雑菌や臭いを落とし、水をしっかり切ってから冷凍庫に保存しましょう。 よく洗って水気を落とすことで品質の劣化を防げます。密閉できる袋にもやしを入れるのが、保存期間を1か月にするコツです。 軽く炒めてから保存する場合 軽く炒めることで、1か月ほどの保存が可能です。熱が加えられることで、水洗いよりも菌の繁殖を抑えられます。 水分を残して冷凍庫に入れると霜の原因になるため、しっかりとふき取ることが大切です。 冷凍保存したもやしは、解凍するとシャキッとした食感がなくなっているため、炒め物にしても歯ごたえがありません。 冷凍したもやしをおいしく食べたいと考えている人は、煮物や汁物に使用することをおすすめします。 消費期限以内でも生でもやしを食べてはいけない もやしは加熱処理して食べるものなので、消費期限内でも生で食べてはいけません。 もやし自体、日当たりが悪い環境で育てられているため、生の状態だと菌が繁殖している可能性があるのです。 生のもやしを食べると、腹痛や発熱、下痢などが発生するリスクがあります。危険なため、もやしは必ず煮たり焼いたりして、十分に加熱しましょう。 消費期限ぎりぎりのもやしの活用方法4選 もやしが余って困っている人に向けて、以下のようなレシピを紹介します。 もやしのナムル ニラ玉もやし もやしサラダ もやしのみそ汁 短時間で作れるものをピックアップして紹介していますので、副菜として何か簡単に作りたいと考えている人は、ぜひご覧ください。 もやしのナムル 【材料(2人ぶん)】 もやし:1袋 ニンニク:小さじ2杯 ごま油:大さじ1杯 すりごま:適量 塩:少々 【作り方】 水洗いしたもやしを容器にいれ、ラップをかけて電子レンジで3分~3分30秒温めます。 ニンニク、ごま油、すりごま、塩を混ぜ合わせ、もやしに入れて和えたら完成です。 材料がシンプルで、ご家庭にあるもので充分に作れます。ささみを入れたり、ラー油やポン酢で味付けするのもおすすめです。 ニラ玉もやし 【材料(2人ぶん)】 もやし:1袋 ニラ:1束 卵:2個 サラダ油:大さじ2杯 塩コショウ:適量 【作り方】 もやしを水洗いし、水をしっかりと切ります。 ニラは5cm程度に切りましょう。 サラダ油大さじ1杯をフライパンに引いて、溶いた卵を半熟になるまで焼いてください。 卵を取り出し、大さじ1杯のサラダ油を引いて、もやしとニラを炒めます。 卵を入れ直し、軽く炒めたら塩コショウを振って完成です。 ニラ玉もやしは、オイスターソースや鶏がらスープの素など、自分の好みに合わせて味付けが可能。豚肉も一緒に炒めることでメインのおかずにもできます。 もやしサラダ 【材料(2人ぶん)】 もやし:1袋 ロースハム:2枚 キュウリ:1本 醤油:大さじ1.5杯 酢:大さじ1.5杯 砂糖:大さじ1杯 ごま油:大さじ1杯 白ごま:適量 【作り方】 水洗いしたもやしをレンジで温めましょう。 キュウリとロースハムは5mmの細切りにします。 ハム、キュウリ、もやしを入れて調味料を絡めてください。 白ごまを振って完成です。 鷹の爪を入れることで大人の味わいになり、おつまみにもぴったりです。 もやしのみそ汁 【材料(2人ぶん)】 もやし:0.5袋 顆粒だし:小さじ0.5杯 ごま油:大さじ0.5杯 みそ:大さじ1.5杯 水:300㎖ すりごま:適量 【作り方】 鍋にごま油を引き、もやしを炒めます。 もやしに火が通ったら、水と顆粒だしを加えてひと煮立ちさせましょう。 すりごまを加え、みそを溶かして、さらにひと煮立ちさせたら完成です。 もやしだけでは物足りない人は、わかめや野菜なども足しましょう。 もやしは消費期限までに食べよう もやしの消費期限は2~3日で、過ぎたら食中毒の危険があるため食べないようにしましょう。 消費期限がすぎると、もやしはひげが茶色く、水が出てきます。臭いも酸っぱく、水洗いしても取れなくなるので、必ず捨てましょう。 もやしの消費期限を延ばしたい場合は、冷凍保存することで、最大1か月保存できます。 消費期限までに食べられるよう、ナムルや味噌汁などの今回紹介したレシピを試してみてください。 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
「もやしの消費期限が過ぎたけど食べられるの」「消費期限以内だけど臭いがきつくて腐っていないかが不安」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
一般的にもやしの消費期限は2~3日。消費期限が1日過ぎても食べる人がいますが、腐りかけているため基本的には食べないようにしましょう。
また、消費期限内でも、適切に保存しないと腐る可能性が高くなるため注意が必要です。
本記事では、もやしの消費期限や腐ったもやしの特徴について解説します。
消費期限を長くする保存方法や、もやしが余った時のレシピを把握できる内容になっているので、ぜひ最後までお読みください。
もやしは消費期限を過ぎてからは食べないほうがいい
もやしの消費期限は製造年月日から2~3日です。工場で製造されてからの期限なので、スーパーマーケットに並んでからの期限はより短くなります。
消費期限が過ぎたもやしは、健康に被害をおよぼす可能性があるため、基本的に食べないようにしましょう。
そもそも消費期限とは、安全に食べられる期限のことです。袋や容器を開けず、正しく保存した際の期限と定義されています。傷みやすいものに表記されているのが一般的です。
消費期限と似た言葉に賞味期限があります。賞味期限は、正しい保存方法でおいしく食べられる期限のことで、少し過ぎた場合でも食べることが可能です。
消費期限は賞味期限と違い、安全面の期限であるため、食べないようにしましょう。
なお、もやしには消費期限が表示されているものと、されていないものがあります。
表示されている場合は記載されているとおりの期限までに、表示されていないものは、製造年月日から2~3日以内に食べましょう。
消費期限の過ぎたもやしを食べるリスク
消費期限を過ぎたもやしは、菌が繁殖するため、食中毒のリスクがあります。発生する菌によりますが、食中毒になると以下のような症状が発生するかもしれません。
食中毒はもやしの傷み具合や個人の特性によって、症状が異なります。
消費期限が過ぎたもやしを大人が食べると問題がなくても、子供が食べたら重症化するリスクもあるので注意が必要です。
もやしは水分が多いことから傷むのが早く、消費期限が過ぎると菌が増殖してしまいます。
もやし自体50円以内で購入できるものも多いので、消費期限が過ぎたらもったいなくても廃棄しましょう。食べておなかを壊すと治療費を支払う必要があるので、金銭的にも損をすることになります。
消費期限の過ぎたもやしの特徴
消費期限の過ぎたもやしが時間経過ごとにどのような状態になるかをご紹介。
以下の3つに分けて、もやしの状態の変化を解説します。
危険性についても詳しく把握できますので、ぜひ参考にしてみてください。
1~2日後
消費期限が1~2日過ぎたもやしは、保存状態がよい場合、期限内のものと見た目やにおいなどの変化はほとんどありません。
見た目については、もやしから水分が出始めて、水滴が見られる程度です。
「水で洗って調理すれば大丈夫」という人もいますが、安全に食べられる日は過ぎているので捨てることをおすすめします。
免疫力の低い小さな子供には食中毒のリスクがあるので、食べさせるのはやめましょう。
3~4日後
消費期限から3~4日経過すると、もやしのひげ根が変色して、白色から茶色になります。弾力がなく、水分が出ていてしなっている状態です。
少しだけ酸っぱい臭いがするのも特徴的。水でしっかり洗えば臭いは取り除けますが、少なからず菌は繁殖しています。
加熱すれば問題ないという人もいますが、食中毒のリスクが高くなっているため、食べないようにしましょう。
しゃきしゃきとした食感もなくなっていることが多く、調理してもあまりおいしくありません。
5~6日後
5~6日過ぎたら、どのような状態であれ、必ず廃棄してください。
見てすぐに傷んでいるのが分かり、腐っている可能性が高いです。袋の中に茶色くなった水分がたまっており、もやしを触るとぬめりがあります。
酸っぱい強烈なにおいがあり、水で洗ったり、ゆでたりしても取り除けません。菌が繁殖しているので、絶対に食べないようにしましょう。
腐ったもやしの見分け方
もやしは消費期限内でも、正しく保存していないと腐る場合があります。
間違って食べないよう、以下の3つの観点からもやしが腐っているかを判断できるようにしましょう。
健康を害さないよう、ぜひ参考にしてみてください。
見た目
もやしは腐ると以下のような見た目になります。
もやしから出た水がたまっている時点で食べられませんが、放置すると腐って水の色も変化します。菌が繁殖している状態なので、必ず捨てましょう。
臭い
腐ったもやしは、以下のような刺激的な臭いがします。
もやしはもともと特有のにおいがあるので、腐ったかどうかを臭いで判断するのが難しい場合も。もし判断できなければ、水洗いして臭いを確かめることをおすすめします。
水洗いしても臭いが付いていたら、腐っていると判断しましょう。
もやしの青臭さが残っているだけで、洗ったら臭いが消えた場合は食べても問題ありません。
触感
腐ったもやしは、以下のように触ると違和感があります。
腐ったもやしは水分量が多く、触感がやわらかくなり崩れやすくなっているのが特徴です。糸を引いたりぬめり気がある場合は、雑菌が増殖している証拠であるため、必ず捨てましょう。
もやしの保存方法6選
もやしの保存方法を、冷蔵、冷凍それぞれ紹介します。
保存方法によって、消費期限が延ばせる可能性があるのでぜひ試してみてください。
冷蔵保存
冷蔵で保存するには以下の3つの方法があります。
それぞれ自分に合う保存方法がありましたら、ぜひ試してみてください。
袋にいれたままの場合
袋のまま冷蔵庫に入れる場合、保存期間は1~3日程度。できるだけ鮮度を保ちたい場合は、通常の冷蔵室よりもチルドルームに入れるようにしましょう。
また、常温だと劣化が進行してしまうので、買ったらすぐに冷蔵庫に入れることが大切です。水分がたまりやすいので、保存する時は穴を空けることをおすすめします。
水に浸して保存する場合
洗ったもやしを水の入った容器にいれて保存する方法があります。適切に保存すれば、最大1週間の保存が可能です。
保存の仕方は、もやし全体が水に浸かるようにし、容器を密閉して冷蔵庫に入れるだけ。
菌の繁殖を防ぐために、容器の中の水を1日1回変えることで、最大1週間鮮度を保てます。
しゃきしゃきとした食感を維持でき、おいしく食べることが可能です。
ただし、水に浸すことで水溶性のビタミンが流れ出てしまうので、注意しましょう。
湯通ししてから保存する場合
湯通ししてから冷蔵庫に入れる場合、消費期限は1~3日程度です。
一度加熱することで菌の繁殖を抑えられるのがメリット。熱湯の中にさっと入れて湯切りし、水分をキッチンペーパーで拭きとります。
適度な湿度を保つために、穴を空けたポリ袋に入れて保存しましょう。
冷凍保存
冷凍する場合、冷蔵保存する時よりも保存期間を長くできます。ただし、しゃきしゃきした食感がなくなるので注意が必要です。
冷蔵保存には以下の3つの方法があります。
もやしを長持ちさせたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
袋に入れたまま保存する場合
袋のまま冷凍する場合は、2週間は保存可能です。常温のままだとすぐ劣化してしまうので、買ったらすぐに冷凍庫に入れましょう。
冷凍時間が短いほど水や栄養が出にくくなるので、バットの中に入れて熱伝導率を高めたり、急速冷凍機能を使ったりするのがおすすめ。
冷凍するとひとまとまりになりやすいため、できるだけ袋で固まらないように置き場所を工夫しましょう。もやしが重力で傾かず、平らにして置ける場所を確保してください。
水洗いしてから保存する場合
水洗いして冷凍保存するだけで、2週間~1か月保存できるようになります。
水洗いで雑菌や臭いを落とし、水をしっかり切ってから冷凍庫に保存しましょう。
よく洗って水気を落とすことで品質の劣化を防げます。密閉できる袋にもやしを入れるのが、保存期間を1か月にするコツです。
軽く炒めてから保存する場合
軽く炒めることで、1か月ほどの保存が可能です。熱が加えられることで、水洗いよりも菌の繁殖を抑えられます。
水分を残して冷凍庫に入れると霜の原因になるため、しっかりとふき取ることが大切です。
冷凍保存したもやしは、解凍するとシャキッとした食感がなくなっているため、炒め物にしても歯ごたえがありません。
冷凍したもやしをおいしく食べたいと考えている人は、煮物や汁物に使用することをおすすめします。
消費期限以内でも生でもやしを食べてはいけない
もやしは加熱処理して食べるものなので、消費期限内でも生で食べてはいけません。
もやし自体、日当たりが悪い環境で育てられているため、生の状態だと菌が繁殖している可能性があるのです。
生のもやしを食べると、腹痛や発熱、下痢などが発生するリスクがあります。危険なため、もやしは必ず煮たり焼いたりして、十分に加熱しましょう。
消費期限ぎりぎりのもやしの活用方法4選
もやしが余って困っている人に向けて、以下のようなレシピを紹介します。
短時間で作れるものをピックアップして紹介していますので、副菜として何か簡単に作りたいと考えている人は、ぜひご覧ください。
もやしのナムル
【材料(2人ぶん)】
【作り方】
材料がシンプルで、ご家庭にあるもので充分に作れます。ささみを入れたり、ラー油やポン酢で味付けするのもおすすめです。
ニラ玉もやし
【材料(2人ぶん)】
【作り方】
ニラ玉もやしは、オイスターソースや鶏がらスープの素など、自分の好みに合わせて味付けが可能。豚肉も一緒に炒めることでメインのおかずにもできます。
もやしサラダ
【材料(2人ぶん)】
【作り方】
鷹の爪を入れることで大人の味わいになり、おつまみにもぴったりです。
もやしのみそ汁
【材料(2人ぶん)】
【作り方】
もやしだけでは物足りない人は、わかめや野菜なども足しましょう。
もやしは消費期限までに食べよう
もやしの消費期限は2~3日で、過ぎたら食中毒の危険があるため食べないようにしましょう。
消費期限がすぎると、もやしはひげが茶色く、水が出てきます。臭いも酸っぱく、水洗いしても取れなくなるので、必ず捨てましょう。
もやしの消費期限を延ばしたい場合は、冷凍保存することで、最大1か月保存できます。
消費期限までに食べられるよう、ナムルや味噌汁などの今回紹介したレシピを試してみてください。
[文・構成/grape編集部]