こんな意味があったなんて…運転免許証の12桁の番号にはヒミツがいっぱい!
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- 出典
- 警察庁
運転免許証を持っている方も、免許証番号の意味はあまり気にしたことがないのでは? 「免許試験の点数」や「免許停止の履歴」が隠されているという都市伝説が出回ることもあります。そんな免許証番号に秘められた「意味」をご紹介します。
12桁の免許証番号に持たされた意味
免許証番号には次の意味が割り振られています。
公安委員会番号(1~2桁目)
初めて免許証の交付を受けた、各都道府県の公安委員会の番号です。上の例ですと「30」なので東京都です。
取得年(3~4桁目)
これは初めて免許証の交付を受けた西暦の下2桁です。上の例は「12」なので2012年です。
各公安委員会の独自管理番号(5~10桁目)
この6桁の数字は、各都道府県の公安委員会が独自に決めている管理番号です。その数字の意味は公表されていません。頭の4桁だけピンクに色分けされているので、ちょっと意味深に見えますね。
年代によっては通し番号にしていた委員会もあったようですが、実態は不明です。2006年に情報公開請求がなされましたが、一部のみしか公開されておらず、上に挙げた都市伝説もこういうところから噂されたのかもしれません。
入力ミスの確認用番号(11桁目)
これは免許証だけでなく、クレジットカードでも使われる入力ミス確認用の数字「チェックディジット」です。チェックディジットとは、ある難しい計算式があり、1~10桁目の数字で決まる番号です。この番号で、入力ミスの確率が高い「1文字だけ間違い」と「隣合う2文字の入れ替え」を発見できるという、何やらすごい仕組み。
再発行回数(12桁目)
免許証の紛失などで再発行された回数です。この数字が大きいと「ものをよく失くす人」と思われちゃいそうですね。
交付日の右側にある5ケタの数字って何?
交付日ごとに番号を振り直していて、免許の手続きの詳細が分かります。公安委員会の内部検索用で、これも各都道府県ごとに違います。傾向としては、頭2桁が免許センターの番号、即日公布か後日交付。下3桁が交付した免許証の通し番号となっていることが多いようです。