「お願い、助けて」 柱につながれていた瀕死の犬に警察官が近付くと…
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アメリカのフロリダ州で、道路に捨てられた犬が保護されました。
通報を受けて駆け付けた警察官のアンジェラ・ローレラさんは、その犬の悲惨な姿を見て目を疑います。
オスのピットブルが、人気のない道路の行き止まりで、柱につながれていたのです。
犬と柱をつないでいたリードの長さは数センチしかなく、犬はほぼ動けない状態だったのだそう。
アンジェラさんがゆっくりと近付き、そっと手を出すと、犬は彼女に助けを求めるように手を伸ばしてきたのです。
それはまるで「お願い、助けて」といっているようでした。
犬は肋骨が浮き出るほど痩せていました。ウェブメディア『The Dodo』によると、その場所に監視カメラはなく、犬がどのくらい前からそこにつながれていたのかは分かりません。
この日は気温が37℃を超えていて、犬は脱水症状を起こしていたということです。
アンジェラさんが保護した後、犬は動物保護施設『100+ Abandoned dogs of Everglades Florida』に引き渡され、動物病院で診察を受けました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
犬はリアムと名付けられます。『100+ Abandoned dogs of Everglades Florida』のティファニーさんは、リアムの体への影響を考え、少しずつ慎重に食べ物と水を与えることにしました。
リアムがあまりにも長い間食事をしていなかったため、いきなり多くの量を与えると胃が受け付けられず危険だからです。
リアムが保護された時の動画には「かわいそうで涙が出た」「なぜこんなひどいことができるのか」「助けてもらえてよかった」などの声が上がっています。
ティファニーさんがリアムの頭をなでようとすると、リアムはビクッと怯えるのです。
その姿を見て彼女は「この子は過去に殴られていたのでしょう」と推測しています。
人間からこんなにもひどい虐待を受けたにもかかわらず、リアムはアンジェラさんやティファニーさんに攻撃的な態度は見せませんでした。
それどころか、リアムは人を許し、自分を助けてくれる人たちを信頼して心を開いているのです。
そんな健気なリアムを見て、ティファニーさんは「この子が耐えてきたことを想像すると、心が痛い」と話しています。
リアムは栄養失調による目の不調など、健康上の問題がありますが、少しずつ体力もついてきて回復しています。
またティファニーさんや施設のスタッフからの愛情を受けて、性格も明るくなり、おもちゃで遊ぶようになってきたそう。
完全に回復するまでにはまだ時間がかかりますが、元気になったら里親を募集するということです。
リアムが受けた心身の傷が癒され、これからは新しい家族とともに幸せに生きていけることを願わずにいられません。
[文・構成/grape編集部]