年の差婚をした両親のもとで育った女性 ある日『母子手帳』を見つけて?
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ウェブサイトの閲覧者やSNSのフォロワーから寄せられた実体験を元にした、西山ともこ(nishiyama_tomoko07)さんの漫画をご紹介します。
今回ご紹介するのは、とある女性の話です。
4兄弟の長女である女性は、年の差婚をした、68歳の父親と、47歳の母親のもとで育ちました。
21歳という年齢差を感じさせない、仲よしな両親を見て育った女性。
ある日、探しものをしている途中、ふと目に入ったものがありました。
『私と父』
母子手帳を見つけてから約1か月が経ったある日、女性は、父親と血のつながりがないことを知ったのです。
一睡もできないまま夜通し涙を流し、次の日の出社時、両親が営む弁当店に立ち寄りました。
父親が1人準備をしている背中に向かい、「血、つながってなかったんだね」と、ポツリとつぶやくと…。
「血のつながりなんて気にしていない。でも、つながっていなくても俺はお前の父親だ」
将来、父親を介護するために、介護職員をしていた女性。
介護という天職に就くきっかけを与えてくれたこと、今まで育ててくれたことへの感謝の気持ちを、今まで以上に伝えていこうと改めて思ったといいます。
【ネットの声】
・私はまさに今、女性のような家族構成で、娘は妻の連れ子です。こういったエピソードを聞くと、より身が引き締まります。
・私も連れ子です。小学5年生の頃だったので理解はしていましたが、今自分自身が親になって、父親がどんな気持ちで育ててくれたのだろうと、感謝の気持ちが湧きました。
・大人になるまで違和感を感じずに育ったことが、すべての答えですね。素敵なご家族。涙が出ました。
家族の絆で結ばれている、女性と父親。
女性と父親がともに過ごした家族の時間に、血のつながりなど関係ないでしょう。
素敵な親子のエピソードに、多くの人が心を打たれました。
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[文・構成/grape編集部]