「子供が子供を作ると代償がある」 若年出産と、特別養子縁組制度 By - grape編集部 公開:2015-11-14 更新:2021-03-02 お母さんお父さんコウノドリドラマ出産動画妊娠子供性教育 Share Post LINE はてな コメント 赤ちゃんが連れて行かれたのは… 生まれたばかりの赤ちゃんが連れて行かれたのは、赤ちゃんの養父母になる夫婦のもとでした。 その夫婦は、6年間に及ぶ不妊治療を行いましたが子供が授かりませんでした。 心も体もボロボロになり、それでも子供がほしいという想いから「特別養子縁組」を希望したのです。 子供のための福祉「特別養子縁組制度」 1年間に産まれる赤ちゃんは、およそ100万人。 予期せぬ妊娠(貧困、レイプ、学生、風俗、パートナーの裏切りなど)で産まれてくることのできない赤ちゃんは、毎年20万人以上いると言われています。 そして、親のいない子供たちや、乳児院、児童養護施設で暮らす子供たちは3万数千人。 その一方で、子供が授からず養子を取りたいと希望する方も大勢います。 特別養子縁組制度について 特別養子縁組は、子どもの福祉のためにあるものなので、「跡取りがほしい」「五体満足の子ども希望」「産みの親に病気がない子、胎内環境がよかった子希望」「子どもさえいれば夫婦関係がうまくいくはずなので」などという養親の希望によって進めるものではありません。 日本財団 ハッピーゆりかごプロジェクト ーより引用 特別養子縁組制度は普通養子制度と違い、実の親が養育できない6歳未満の子供に、育ての親を見つけてあげる制度。 子供がほしい夫婦のためのものではなく、子供の福祉のための制度です。 法律上も家庭環境上も新しい父母の実子扱いになるので、養父母になるためにはいくつもの厳しい条件があります。 養父母として適正があるか、『産まれてくる赤ちゃんの、性別や病気や障害の有無を問わずに受け入れる覚悟、本当に親になる覚悟はあるか』を面接で何度も確認するそうです。 そして家庭裁判所が介入し、6ヶ月間の試験養育期間を設け、適正を判断してから養子縁組を決定します。 特別養子縁組をドラマに起用したことについて 原作は中学生ではなく高校生同士で、特別養子縁組ではなく産み育てるという設定。 ドラマで特別養子縁組制度を起用したことについて、様々な意見がありました。 「血縁=子どもの幸せ」とは限らない 実親から虐待を受け傷ついてる子どもたちの間近にいると、「血縁=子どもの幸せ」とは限らないって痛感する。血縁にとらわれすぎて責任能力のない親に粗末に扱われるよりは、よっぽど幸せな生き方があるよ…って選択肢になればと願う。>特別養子縁組— 万優 (@2020neko) 2015, 11月 13 どっちがいいんだろう。 特別養子縁組の経験はなんどかありますが,赤ちゃんが生まれたあとは,実母にはあわせずそのまま連れていくことがふつうでした.あのようにすこしだけ抱っこさせたほうがいいかも.でもほとんどの産婦は,たぶんそこで気がかわって,自分で育てるといいそうな気がしますね.どっちがいいんだろう.— 室月淳 Jun Murotsuki (@junmurot) 2015, 11月 13 今まで未成年妊娠というと… 今日の #コウノドリ ですが、今まで未成年妊娠というと、中絶云々ですったもんだして、結局「私赤ちゃん産むわ」という美談で終わることが多かったところ、出産せざるを得ない状況→特別養子縁組という選択肢、そして、生まれてくる赤ちゃんのいのちの重さを描いていて、現実的な展開でした。— かいちゃん (@kaisnowrabbit) 2015, 11月 13 一概に正しい判断とは言えない 今回の特別養子縁組にという決断が正しかったという意見がありますが、そうとは限らん。 養親が実はろくでなしかも知らんからな。 未成年で妊娠出産して、両親は学校出るために頑張って、母方祖父母が母を手助けして幸せにしてるケースもあるから、一概に正しい判断とは言えない。 だから難しい。— ながし (@Pnagashi) 2015, 11月 13 若年出産と特別養子縁組制度という、非常に難しい題材を絡めたコウノドリ第5話。今後の展開にも注目していきたいです。 「子供は授かりもの」と言うけど、私のオカンは「預かり物」と言ってた。授かった「自分のもの」ではなく、神様から「預かって」育てているんだと。だからしっかり育てて「社会」に返還しなきゃならん、と。 #コウノドリ— ちきーた (@chquita_) 2015, 11月 13 TBS コウノドリ 1 2 出典 母となった少女…選んだ道は… #5『コウノドリ』11/13(金)予告【TBS】/@akky702/@sum_taka84/@kunel777/@2020neko/@junmurot/@kaisnowrabbit/@chquita_/@Pnagashi/TBS コウノドリ Share Post LINE はてな コメント
赤ちゃんが連れて行かれたのは…
生まれたばかりの赤ちゃんが連れて行かれたのは、赤ちゃんの養父母になる夫婦のもとでした。
その夫婦は、6年間に及ぶ不妊治療を行いましたが子供が授かりませんでした。
心も体もボロボロになり、それでも子供がほしいという想いから「特別養子縁組」を希望したのです。
子供のための福祉「特別養子縁組制度」
1年間に産まれる赤ちゃんは、およそ100万人。
予期せぬ妊娠(貧困、レイプ、学生、風俗、パートナーの裏切りなど)で産まれてくることのできない赤ちゃんは、毎年20万人以上いると言われています。 そして、親のいない子供たちや、乳児院、児童養護施設で暮らす子供たちは3万数千人。
その一方で、子供が授からず養子を取りたいと希望する方も大勢います。
特別養子縁組制度について
特別養子縁組制度は普通養子制度と違い、実の親が養育できない6歳未満の子供に、育ての親を見つけてあげる制度。
子供がほしい夫婦のためのものではなく、子供の福祉のための制度です。
法律上も家庭環境上も新しい父母の実子扱いになるので、養父母になるためにはいくつもの厳しい条件があります。
養父母として適正があるか、『産まれてくる赤ちゃんの、性別や病気や障害の有無を問わずに受け入れる覚悟、本当に親になる覚悟はあるか』を面接で何度も確認するそうです。
そして家庭裁判所が介入し、6ヶ月間の試験養育期間を設け、適正を判断してから養子縁組を決定します。
特別養子縁組をドラマに起用したことについて
原作は中学生ではなく高校生同士で、特別養子縁組ではなく産み育てるという設定。
ドラマで特別養子縁組制度を起用したことについて、様々な意見がありました。
「血縁=子どもの幸せ」とは限らない
どっちがいいんだろう。
今まで未成年妊娠というと…
一概に正しい判断とは言えない
若年出産と特別養子縁組制度という、非常に難しい題材を絡めたコウノドリ第5話。今後の展開にも注目していきたいです。
TBS コウノドリ