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風呂釜の洗浄方法とは? 風呂釜の仕組みと汚れの原因も!

By - grape編集部  公開:  更新:

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風呂釜は、追い焚き機能を使用すればするほど汚れていきます。

清潔に保つためには、定期的な洗浄が欠かせません。とはいえ、どのくらいの頻度で行えばよいのか、どのようにして洗浄するのかが分からないという人も多いでしょう。

そこで、2つの穴のタイプに合わせた風呂釜の掃除方法を解説します。

風呂釜の仕組みや汚れる原因、風呂釜の掃除でおすすめの商品についてもご紹介します。風呂釜の洗い方を知り、浴槽を清潔に保ちましょう。

風呂釜はどういった仕組み?

風呂釜は、浴槽の中に入ったお湯を再度温める『追い焚き』を行うための装置です。

追い焚きを行うことで、浴槽の中のお湯が風呂釜の中で温められて排出され、温かいお湯へと変わります。

風呂釜には、循環口となる穴が1つだけある1つ穴タイプと、2つ用意されている2つ穴タイプが存在します。

浴槽にあるお湯の吸入と風呂釜からのお湯の排出を同じ穴で行うのが、1つ穴タイプです。一方、2つ穴タイプは下部の穴からお湯を吸入し、上部の穴からお湯を排出します。

1つ穴タイプと2つ穴タイプでは、汚れの蓄積度合いにも違いがあります。

なぜ風呂釜は汚れるの?

風呂釜が汚れる原因には、主に以下の3つが挙げられます。

・原因1:バスソルトやバスオイルなどの入浴剤

浴槽にバスソルトやバスオイルなどの入浴剤を入れる人は少なくないでしょう。

入浴剤は風呂釜に付着する汚れの大きな要因の1つです。

入浴剤の細かな粒が風呂釜に蓄積すると、汚れとして現れます。バスオイルの場合は、油分が配管に付着してギトギトした汚れになります。

バスソルトを使用する場合は、サビ汚れに注意が必要です。バスソルトには塩が含まれており、塩によって風呂釜が錆びる可能性があります。

・原因2:水垢

水垢の主な成分は、水道水が蒸発した後に残る炭酸カルシウムです。

炭酸カルシウムに皮脂や石鹸カスなどが混ざることで生まれる汚れを指す場合もあります。水があるだけで水垢が生まれるため、人が入浴していない時にも注意が必要です。

・原因3:皮脂の汚れ

人間の皮脂が原因で風呂釜が汚れることもあります。浴槽に入浴した際に体から流れ落ちた皮脂も、風呂釜が汚れる原因の1つです。

追い焚きを使用すると、人間の入浴したお湯が風呂釜の中を循環します。循環の際お湯と一緒に汚れも風呂釜の中を通ることで、風呂釜に汚れがこびり付きます。

【タイプ別】風呂釜の洗浄方法を紹介!

風呂場全体の洗浄は、多くの人が1〜2日に1回程度行っているはずです。

しかし、風呂釜の洗浄となると人によって頻度は異なり、中には今までほとんど洗浄したことがないという人もいるでしょう。

追い焚き機能を使用する家庭では、定期的な風呂釜洗浄は欠かせません。放っておくと、配管にどんどん汚れが溜まっていきます。

風呂釜の洗浄は、1か月に1回行うのがおすすめです。

なお、風呂釜の洗浄手順は穴のタイプによって大きく異なります。ここでは、穴のタイプ別に風呂釜の洗浄方法を紹介します。

1つ穴タイプの場合

※写真はイメージ

1つ穴タイプの場合、以下の手順で洗浄します。

浴槽に水を張る
水の量は、循環口の5〜10cm上の部分までを目安としましょう。洗浄剤の種類によっては、残り湯を使用することも可能です。なお、お湯ではしっかりと洗浄することができないため、必ず水もしくは冷めた残り湯を使用してください。
洗剤を投入して追い炊きする
溜めた水の中に洗浄剤をまんべんなく投入し、追い焚きボタンを押して放置します。追い焚きの温度は、40〜50℃が目安です。追い焚きの際に洗面器や風呂イスなどの洗面道具を浸けておくと、効率よく掃除ができます。
追い炊きを繰り返す
2〜3時間経った後は、再び5分程度追い焚きを行います。追い炊きが終わったら、水を捨てて再度循環口の5〜10cm上まで水を入れ、5分程度の追い焚きですすぎましょう。追い焚きで循環口のすすぎが終わったら、再度水を捨てます。最後に、循環口のフィルター部分をブラシなどで掃除して完了です。

2つ穴タイプの場合

※写真はイメージ

2つ穴タイプの洗浄では、まず汚れてもいいタオルとやかんを用意します。洗浄の手順は以下の通りです。

上穴に洗浄剤とお湯を注ぐ
まずは2つの穴についているフィルターを外し、下部の穴にタオルを詰めて塞ぎましょう。上穴に適量の洗浄剤を投入し、さらにやかんでお湯を注ぎ込みます。やかんのお湯の温度は、40〜50℃程度が目安です。
1~2時間放置する
洗浄剤とお湯を入れた後に1〜2時間放置し、風呂釜の中の汚れが剥がれるのを待ちます。
シャワーで汚れを洗い流す
下部の穴に詰めたタオルを抜き、上下両方の穴を水圧の強いシャワーで洗います。中の汚れが掻き出せたら、最後にフィルターをチェックしましょう。フィルターに汚れがあった場合は、タオルやスポンジで掃除して完了です。

風呂釜洗浄で人気の商品3選!

風呂釜を常に清潔に保ちたい人は、人気の高い洗浄剤を使用するのがおすすめです。今回は、人気の風呂釜洗浄剤を3つご紹介します。

ジョンソン『スクラビングバブル ジャバ』

1つ穴用と2つ穴用の2種類が用意されている洗浄剤です。

風呂釜の中に付く汚れの質は、穴の数によって大きく異なります。穴のタイプに合った洗浄剤を作ることで、より精度の高い洗浄効果を実現しています。

汚れ落ちにおける精度の面では、多くの高評価を得ている洗浄剤です。

ブドウ球菌や大腸菌群といったさまざまな雑菌に幅広く対応しており、1つ穴タイプ用の場合99%除菌できる点も大きな売りとなっています。

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エステー『洗浄力 フロ釜クリーナー』

本洗浄剤は液状となっているため、使用後に洗浄剤のカスが固まりとして残ることもありません。

汚れと一緒に洗浄剤も落とせるため、ストレスなく使用できるのがメリットです。

また、さわやかなミントの香りがついており、薬剤特有の匂いや風呂釜汚れによる嫌な匂いを大幅に軽減してくれます。

1つ穴タイプと2つ穴タイプの両方に対応しています。

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『ecomate(エコメイト)風呂釜クリーナー』

1924年創業の老舗工業が開発した粉末状の洗浄剤です。

使用されている成分はすべて天然由来のものになっているため、子供のいる家庭でも安心して使用できるのが特徴です。

残り湯を使用しての洗浄も可能なため、高い節水効果にもつながります。また、1つ穴タイプと2つ穴タイプのどちらでも使用できます。

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風呂釜が汚れる前に予防しよう!

風呂釜を清潔に保つためには、普段から汚れを予防することが大切です。予防に効果的な方法の1つが、こまめな浴槽の洗浄です。

風呂釜が汚れる原因のほとんどは、浴槽にあります。

浴槽の中の水垢や皮脂などが風呂釜に吸い込まれると、風呂釜内部に汚れが蓄積されます。風呂釜の汚れを防ぐためには、日頃から浴槽を清潔に保つことがポイントです。

入浴後の風呂掃除を徹底し、風呂釜に汚れが流れ込むのを防ぎましょう。

また、定期的に重曹風呂を作って入浴するのもおすすめです。

重曹風呂とは、お湯に大さじ1〜3杯程度の重曹を入れて作る風呂を指します。重曹は、風呂釜の汚れを取り除く効果を期待できます。

風呂釜と人間の両方をきれいにしてくれるため、一石二鳥です。

なお、重曹風呂への頻繁な入浴は、肌荒れや乾燥の原因になります。週1〜2回を目安に入浴しましょう。

まとめ

風呂釜は入浴剤や水垢、皮脂の汚れなどによって徐々に汚れていきます。常に清潔なお風呂を保つためには、1か月に1回程度の風呂釜洗浄が必要です。

風呂釜には1つ穴タイプと2つ穴タイプがあり、穴の数によって洗浄方法が異なります。

家の風呂釜がどちらのタイプであるかをチェックし、風呂釜のタイプに合った洗浄を行いましょう。

風呂釜の汚れは、浴槽をこまめに洗浄することである程度予防できます。また、週1~2回を目安に重曹風呂を作って入浴する方法もおすすめです。


[文・構成/grape編集部]

出典
Amazon

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