警察が保護した『高齢ドライバーの車』 写真に「信じられない」「怖すぎる」
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日本の深刻な社会問題であり、さらにいろいろな問題を引き起こしている少子高齢化。
現代社会で問題視されているうちの1つは、高齢者ドライバーによる交通事故です。
歳をとると、誰しも自然と身体がおとろえるもの。目が見えづらくなったり、認知能力が低下したりと、車の運転に支障をきたしてしまいます。
佐賀県警察が高齢ドライバーについて注意喚起
2022年8月9日、佐賀県警察本部のTwitterアカウントは高齢ドライバーにまつわるエピソードを投稿。
同県の神埼地区を管轄する、神埼警察署の警察官が目にした実際の光景に、多くの人が驚く声を上げました。
なんと高齢ドライバーは、タイヤがパンクした状態の車を運転していたというのです。
写真には、盛大にパンクし、ホイールから外れかかっているタイヤが写っています。
パンクに気付かなかったという、高齢ドライバー。もし警察官がパンクに気付かなければ、このドライバーが事故を起こしていた可能性は高いといえるでしょう。
こんなにもパンクをした状態であれば、大半のドライバーは運転中に異変に気付くはず。それでも気付くことができなかったのは、認知能力の低下が影響しているのかもしれません。
事故を未然に防ぐために、佐賀県警察本部は今回のケースを紹介した上で「身体に異変を感じたら、免許の返納を検討してみてください」と呼びかけました。
【ネットの声】
・こ、怖すぎる…。ここまでパンクしても気付かないだなんて…。
・信じられない。この状態で「気付かなかった」は、運転をしちゃいけないでしょ…。
・『パンク』という域を超えてる…。これで、まともに運転ができるの!?
投稿にもあるように、車は便利な利器であると同時に、人の命を奪う凶器にもなり得ます。
しかし、交通手段が限られる地域では、車が生活必需品であることも事実。高齢ドライバーによる事故を減らすには、個人の意識だけでなく、社会の協力も必要といえるでしょう。
少子高齢化が進む日本社会で、どのようにして高齢ドライバー問題を解決するべきかが、社会全体に問われています。
[文・構成/grape編集部]