『送り火』をする祖母 さびしそうな姿を見て、孫が?「涙が…」「愛だな」
公開: 更新:


友人「おかず1つ交換したい」 絶賛された、母親手作りの玉子焼きに「やってみます!」学生時代、親にお弁当を作ってもらっていた人もいるでしょう。親が作るお弁当の中には、お気に入りのおかずがあったかもしれません。ひえ田あいす(icetaronyo2)さんは、『お母さんの玉子焼き』と題し、中学生時代の実話をもとにしたエッセイ漫画を公開しました。

「日本人」と答えるも、外国人店員に「違う!」と否定されたワケが…?いろいろな家族や夫婦の話を漫画にして、Instagramで発信している、うめじろう(umeda_umejiro)さん。 フォロワーから寄せられたエピソードをもとに描いた、『外国人店員さん』と題した漫画を公開し、反響を呼んでいます。
お盆は、故人や先祖がこの世に帰って来る時期。
初日は、魂が自宅まで帰ってこられるように、火や盆提灯などを灯す『迎え火』や、野菜で作る『精霊馬(しょうりょううま)』などを用意する家庭が多いようです。
また、最終日には魂をあの世へ送り出すため、『送り火』をすることも。
漫画家の、羊の目。(@odorukodomo8910)さんは、お盆の終わりに『送り火』をする一家の創作漫画を描きました。
『盆の終わり、送り火と煙』
祖父が生前に吸っていたタバコの煙を庭でくゆらせ、『送り火』としていた祖母。
1年に1本だけ火を点け続け、タバコは残り3本になっていました。
祖母は、その3本が消えた時、亡くなってもいい気持ちになっていることを孫に打ち明けます。
しかし、祖父は生前、自分の死後も祖母の心の支えとなる物を遺していました。
孫から渡されたのは、祖父が吸っていたタバコの1カートン。同じタバコが、10箱も詰まっています!
これでは、人生を目一杯まで生きたとしても、1年に1本の消費ではとても吸い切れないでしょう…!
祖父母の互いを思いやる気持ちに、大勢がキュンとしました。
・煙が目に入ったのか、涙が…。
・私も墓前で、亡くなった母親が吸っていたタバコをくゆらせてきました。
・おじいちゃん、かっこいいな。愛だな。
・故人が遺した物に込めた想い…おばあちゃん、長生きしてね!
タバコには、物によって賞味期限があるため、これから先、味や香りが変化することもあるかもしれません。
それでも、祖父が遺した気持ちは変わることなく、祖母を支え続けることでしょう。
[文・構成/grape編集部]