subculture

『送り火』をする祖母 さびしそうな姿を見て、孫が?「涙が…」「愛だな」

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

羊の目。の写真

漫画家・イラストレーター

羊の目。

SNSにて漫画を発信し始めると、独特なストーリー展開とほんわかしたイラストが話題となる。SNSの総フォロワーは90万人を越えている。

お盆は、故人や先祖がこの世に帰って来る時期。

初日は、魂が自宅まで帰ってこられるように、火や盆提灯などを灯す『迎え火』や、野菜で作る『精霊馬(しょうりょううま)』などを用意する家庭が多いようです。

また、最終日には魂をあの世へ送り出すため、『送り火』をすることも。

漫画家の、羊の目。(@odorukodomo8910)さんは、お盆の終わりに『送り火』をする一家の創作漫画を描きました。

『盆の終わり、送り火と煙』

祖父が生前に吸っていたタバコの煙を庭でくゆらせ、『送り火』としていた祖母。

1年に1本だけ火を点け続け、タバコは残り3本になっていました。

祖母は、その3本が消えた時、亡くなってもいい気持ちになっていることを孫に打ち明けます。

しかし、祖父は生前、自分の死後も祖母の心の支えとなる物を遺していました。

孫から渡されたのは、祖父が吸っていたタバコの1カートン。同じタバコが、10箱も詰まっています!

これでは、人生を目一杯まで生きたとしても、1年に1本の消費ではとても吸い切れないでしょう…!

祖父母の互いを思いやる気持ちに、大勢がキュンとしました。

・煙が目に入ったのか、涙が…。

・私も墓前で、亡くなった母親が吸っていたタバコをくゆらせてきました。

・おじいちゃん、かっこいいな。愛だな。

・故人が遺した物に込めた想い…おばあちゃん、長生きしてね!

タバコには、物によって賞味期限があるため、これから先、味や香りが変化することもあるかもしれません。

それでも、祖父が遺した気持ちは変わることなく、祖母を支え続けることでしょう。


[文・構成/grape編集部]

漫画の画像

お盆最終日、亡き妻を思い送り火を焚くと… 最後のコマに「感動して鳥肌が立った」お盆シーズンの風物詩である、送り火。お盆の最終日に、あの世へと戻る先祖の霊を見送るため、玄関先や庭などで焚かれる火のことを指します。漫画家の羊の目。(@odorukodomo8910)さんは、そんな送り火にまつわる創作漫画を描いてXで投稿し、話題を集めました。

まことじさんの漫画

空の飛び方を30年研究し続けた祖母 孫のセリフに「泣かせるわ」まことじ(@makotoji16)さんの漫画『継がれたもの』がXで話題に。30年間研究を続けた女性に対し、孫が放ったセリフに感動の声が寄せられています。

出典
@odorukodomo8910

Share Post LINE はてな コメント

page
top