『送り火』をする祖母 さびしそうな姿を見て、孫が?「涙が…」「愛だな」
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お盆は、故人や先祖がこの世に帰って来る時期。
初日は、魂が自宅まで帰ってこられるように、火や盆提灯などを灯す『迎え火』や、野菜で作る『精霊馬(しょうりょううま)』などを用意する家庭が多いようです。
また、最終日には魂をあの世へ送り出すため、『送り火』をすることも。
漫画家の、羊の目。(@odorukodomo8910)さんは、お盆の終わりに『送り火』をする一家の創作漫画を描きました。
『盆の終わり、送り火と煙』
祖父が生前に吸っていたタバコの煙を庭でくゆらせ、『送り火』としていた祖母。
1年に1本だけ火を点け続け、タバコは残り3本になっていました。
祖母は、その3本が消えた時、亡くなってもいい気持ちになっていることを孫に打ち明けます。
しかし、祖父は生前、自分の死後も祖母の心の支えとなる物を遺していました。
孫から渡されたのは、祖父が吸っていたタバコの1カートン。同じタバコが、10箱も詰まっています!
これでは、人生を目一杯まで生きたとしても、1年に1本の消費ではとても吸い切れないでしょう…!
祖父母の互いを思いやる気持ちに、大勢がキュンとしました。
・煙が目に入ったのか、涙が…。
・私も墓前で、亡くなった母親が吸っていたタバコをくゆらせてきました。
・おじいちゃん、かっこいいな。愛だな。
・故人が遺した物に込めた想い…おばあちゃん、長生きしてね!
タバコには、物によって賞味期限があるため、これから先、味や香りが変化することもあるかもしれません。
それでも、祖父が遺した気持ちは変わることなく、祖母を支え続けることでしょう。
[文・構成/grape編集部]