「なんか嫌な予感がするなぁ…」 病院に向かう高齢夫婦を見守っていたら?
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年齢を重ねると、若い頃と比べて身体が動きにくくなるものです。
人によっては早く歩けなくなったり、転倒が増えたりして、生活に支障が出ることもあるでしょう。
介護福祉士の勉強をしている、忍者ママ(mother_ninja_)さんが近所を歩いていた時のこと。
病院を目指して歩いていた高齢者夫婦を見て、思わず足を止めたといいます。
『目の前で知らないおばあちゃんが転んだ話』
嫌な予感がして、忍者ママさんが高齢者夫婦を見守っていると、急かされていた高齢女性が転倒。
高齢男性が助け起こそうとしますが、自身も身体が不自由で、腕をあらぬ方向に引っ張るのが精一杯でした。
見かねた忍者ママさんは、助けに入ると1人で高齢女性を起こし、病院まで支えて行きます。
介護福祉士の勉強として、人間の身体機能から考えられた、最小限の力で介護をする技術『ボディメカニクス』を学んでいましたが、現実での実践は難しいもの。
力技で運んだところがあったため、忍者ママさんは高齢女性に謝罪しました。
すると、高齢女性は「夫の起こし方より100倍まし」といい切り、夫婦そろって忍者ママさんに感謝したのでした。
きっと、高齢夫婦だけでは不安でいっぱいだったことでしょう。
忍者ママさんの行動には、称賛の声が多数寄せられています。
・リアルでは、勉強通りにいかないこともありますよね。
・おじいさんも不自由な身体で「自分が支えないと」って必死だったんだろうな…。
・見て見ぬ振りが多い中、当たり前のように助けられるのは素敵。
・高齢者同士だとパニックになることもあるので、助けに入るのは正解!
例え高齢者の助け方について知識がなくとも、困っている人がいたら、自分にできることをするのが大切です。
少し力を貸してもらえるだけでも、ありがたいシーンはたくさんあるでしょう。
行動できる人でありたいと、改めて思わされますね。
[文・構成/grape編集部]