人を怖がっていた野良犬 優しい女性と出会った1か月後…?「泣いてしまった」
公開: 更新:
窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...
「中身は小学生」といわれたハスキーの1枚 「器用だな」「笑いが止まらん」普段は、シベリアンハスキーらしくワイルドでクールな表情を見せるという、アイリスちゃん。しかし、飼い主(@irislady_husky)さんは、驚きの場所に座る姿を見て…?
アメリカのテキサス州で動物保護活動をしている女性が、TikTokに投稿した動画に反響が上がっています。
クリスティン・アーウィンさんは「学校の敷地内に住み着いている犬がいる」と聞き、その犬を保護しに向かいました。
犬はすぐに彼女の前に現れましたが、近付こうとすると逃げてしまいます。
攻撃的な態度は見せないため、ただ人間を恐れているのでしょう。
クリスティンさんはワナを仕掛けて、犬がケージの中に入るまで根気よく待ちました。
そして、ついに犬を捕まえることができましたが、犬は混乱と恐れで震えていたのです。
人を恐れていた犬が心を開くまで
クリスティンさんは、ディリーと名付けたメス犬の信頼を得るため、ゆっくり時間をかけることにします。
ウェブメディア『The Dodo』によると、最初の数日間はディリーを誰もいない部屋で、完全に1匹だけにしてあげたそうです。
彼女は1日を通して数分間、ディリーのそばで過ごすようにしました。
優しく話しかけたり、手で食事を与えたりしていると、保護から12日目にはディリーが彼女の顔をなめてくれたのです。
それからディリーは自分からケージを出て、クリスティンさんにしっぽを振るようになりました。
そして保護してから30日目、ついにディリーが自ら部屋から出てきたのです。
クリスティンさんに心を開き、人を信頼できるようになったディリー。
保護されてから7か月後、ついに正式な里親が決まりました。
ディリーを家族に迎えたのは、クリスティンさんの長年の友人とのこと。
この動画にはたくさんの感動の声が寄せられています。
・人間がこの犬を失望させた。でもあなたはこの犬が再び人を信頼し、愛せることを示してくれたんだね。
・動画を見ながら泣いてしまった。辛抱強くこの子を愛してくれてありがとう。
・この犬が変わっていく様子を見て感動したよ。
ディリーが人を恐れていた理由は分かりませんが、おそらく過去に何かがあったのでしょう。
ただひたすら愛情を注ぎ続けることで、ディリーの心を開かせたクリスティンさん。
無償の愛によって心の傷が癒されるということが分かる、素晴らしいストーリーですね。
[文・構成/grape編集部]