人を怖がっていた野良犬 優しい女性と出会った1か月後…?「泣いてしまった」
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アメリカのテキサス州で動物保護活動をしている女性が、TikTokに投稿した動画に反響が上がっています。
クリスティン・アーウィンさんは「学校の敷地内に住み着いている犬がいる」と聞き、その犬を保護しに向かいました。
犬はすぐに彼女の前に現れましたが、近付こうとすると逃げてしまいます。
攻撃的な態度は見せないため、ただ人間を恐れているのでしょう。
クリスティンさんはワナを仕掛けて、犬がケージの中に入るまで根気よく待ちました。
そして、ついに犬を捕まえることができましたが、犬は混乱と恐れで震えていたのです。
人を恐れていた犬が心を開くまで
クリスティンさんは、ディリーと名付けたメス犬の信頼を得るため、ゆっくり時間をかけることにします。
ウェブメディア『The Dodo』によると、最初の数日間はディリーを誰もいない部屋で、完全に1匹だけにしてあげたそうです。
彼女は1日を通して数分間、ディリーのそばで過ごすようにしました。
優しく話しかけたり、手で食事を与えたりしていると、保護から12日目にはディリーが彼女の顔をなめてくれたのです。
それからディリーは自分からケージを出て、クリスティンさんにしっぽを振るようになりました。
そして保護してから30日目、ついにディリーが自ら部屋から出てきたのです。
クリスティンさんに心を開き、人を信頼できるようになったディリー。
保護されてから7か月後、ついに正式な里親が決まりました。
ディリーを家族に迎えたのは、クリスティンさんの長年の友人とのこと。
この動画にはたくさんの感動の声が寄せられています。
・人間がこの犬を失望させた。でもあなたはこの犬が再び人を信頼し、愛せることを示してくれたんだね。
・動画を見ながら泣いてしまった。辛抱強くこの子を愛してくれてありがとう。
・この犬が変わっていく様子を見て感動したよ。
ディリーが人を恐れていた理由は分かりませんが、おそらく過去に何かがあったのでしょう。
ただひたすら愛情を注ぎ続けることで、ディリーの心を開かせたクリスティンさん。
無償の愛によって心の傷が癒されるということが分かる、素晴らしいストーリーですね。
[文・構成/grape編集部]